内定をもらったあとにするべき内定報告。
ですが、
このように思っていませんか。
内定報告は、言葉のとおり企業から内定をもらったあとにお世話になった人に報告をすることです。面倒だと思う人もいるかもしれませんが、例文にそって書けば意外と簡単に書けます。
そして、内定報告はお世話になった人に感謝を伝えられるとてもすてきな機会です。
社会人は仕事ができることも大切ですが、人に感謝を伝えることも同じくらい大切なんです。
この記事では、内定報告の基本とメールの書き方についてご紹介します。
お世話になった人への感謝を伝えられる社会人の第一歩として、内定報告を書いてみませんか。
意外と知らない?内定報告とは
先ほどもお伝えしたように、内定報告とは、企業から内定をもらったあとお世話になった人に報告をすることです。
ここでは、内定報告は誰にするのか、どのような手段でするべきかという基本をご紹介します。
内定報告は就活に協力してくれた人全員にするべき
内定報告は、報告とともに感謝を伝えるためにするので、就活で協力してくれた人全員にするべきです。
就活中にお世話になった人を書き出してみましょう。
- 両親
- 友人
- 先輩
- 教授
- 大学の就職支援課
- 内定先の人事の方
- ハローワークの担当者の方
- 就職エージェント
など
あらためて考えると自分が多くの人に支えられていることがわかります。
内定報告はメールや手紙が安心
内定報告をする手段として特に決まりはありませんが、電話ではなく、メールや手紙でするようにしましょう。
電話は、不在だったり、相手の都合のよい時間にかけられるかどうかわからないためです。
メールや手紙であれば相手の都合のよい時間に見てもらうことができます。
直接会うのもOK
メールや手紙がよいといっても、
と思う人もいますよね。
直接会ってお礼を伝えるのももちろんOKです。
直接会う場合は一度メールで内定報告をして、あらためて直接お礼に伺うという流れがよいと思いますよ。
内定報告メールで必須のマナー4選
内定報告のメールを書く前に、メールのマナーを知っておくことが大切です。ここでは、内定報告メールのマナーについてお伝えします。
早めの連絡を心がける
内定報告のメールはできる限り早く送りましょう。
もちろんメールのマナーとして、早い報告は肝心です。また、あなたの就活に協力してくれた人は、あなたの選考結果が気になっています。
私も妹の就活の結果は選考ごとに聞いていました。
悪い結果だと言いにくさもあるかもしれませんが、よい知らせならば伝えやすいのではないでしょうか。
きっと、報告を聞いた方はあなたの内定を一緒に喜んでくれるはずです。協力した人と安心と喜びをわかち合いましょう。
誤字脱字がないように注意する
メールには誤字脱字がないように気をつけましょう。
協力してくれた人のなかには、友人や家族など親しい間柄の人だけでなく、大学の教授などもいるかもしれません。仲がよければ、メールを送る際に気が緩んでしまうかもしれませんが、親しき仲にも礼儀ありです。
特に名前や役職名を間違えるのはとても失礼なことなので、メールの内容を丁寧にチェックするようにしましょう。
一目で内定報告とわかる件名にする
メールの件名は、一目で内定報告とわかるようにするとよいです。
- 内定のご報告とお礼(学校名・学部名・名前)
- 〇〇会社に内定のご連絡をいただきました(学校名・学部名・名前)
など、簡潔でわかりやすい内容にしましょう。
簡潔かつ感謝が伝わる内容にする
メールの件名と同じように、内容も簡潔でわかりやすくしましょう。
しかし、感謝がしっかりと伝わるように
- 協力してもらえてうれしかったエピソードや感想
- お礼の言葉
などを入れて書くようにするとよいです。
例文にそって書けば簡単!内定報告のメールの書き方
と思う人もいるかもしれません。しかし、例文にそって書けば簡単に内定報告のメールも完成します。
ここでは、メールを書く相手別にメールの例文をご紹介します。
内定報告のメールの書き方
内定報告のメールに書く内容は下記のとおりです。
- 件名
- 宛名
- 自分の名前
- 内定をもらった報告
- 感謝の言葉
- 今後の抱負
- 締めの言葉
例文をそのまま書いてもよいです。
しかし、感謝の言葉や今後の抱負はあなた自身の経験に基づいて書くことでより相手に感謝の気持ちが伝わります。
余裕がある人はぜひ自分の言葉で感謝を伝えてみてください。
内定先へのメールの例文
内定先の企業には、内定報告ではなく、内定のお礼メールを送ります。
選考結果のメールに返信するため、件名は変えずにそのままにして大丈夫です。
件名:Re:選考結果のご連絡
〇〇株式会社
人事部 〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇です。
この度は、内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
貴社の内定をいただくことができ、大変光栄に存じます。
入社後も気を緩めることなく、貴社のお役に立てるように、日々精進していく所存です。
今後も、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
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〇〇 〇〇(名前)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
携帯電話:080-〇〇〇〇-〇〇〇〇
メール:〇〇@〇〇
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先輩へのメールの例文
件名:内定のご報告とお礼(学校名・学部名・名前)
〇〇株式会社
〇〇部
〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇です。
この度、〇〇株式会社から内定通知をいただいたのでご報告致します。
これも、お忙しい中、就職活動について親身に話を聞いてくださった〇〇さんのおかげです。本当にありがとうございました。
まだまだ未熟ですが、一人前の社会人になって恩返しができるよう尽力いたしますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
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〇〇 〇〇(名前)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
携帯電話:080-〇〇〇〇-〇〇〇〇
メール:〇〇@〇〇
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学校の教授へのメールの例文
件名:進路先のご報告とお礼(学校名・学部名・名前)
〇〇先生
お世話になっております。
〇〇学部〇〇学科◯年の〇〇です。
この度、来春から〇〇株式会社への入社が決まりましたので、ご報告致します。
これも〇〇先生のご指導のおかげです。本当にありがとうございました。
卒業までの間、引き続きゼミナールでお世話になります。
今後もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
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〇〇 〇〇(名前)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科◯年
携帯電話:080-〇〇〇〇-〇〇〇〇
メール:〇〇@〇〇
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ハローワークの担当者や就職エージェントへのメールの例文
件名:内定のご報告とお礼(学校名・学部名・名前)
〇◯様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇です。
この度、〇〇株式会社から内定通知をいただいたのでご報告致します。
内定を頂けたのは、私の就職活動中に親身に話を聞いてくださったり、アドバイスをしてくださった〇〇さんのおかげです。
全力で私をサポートしてくださり、心より感謝いたします。
来春から〇〇株式会社で働けることが楽しみです。
短い間でしたが、誠にありがとうございました。
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〇〇 〇〇(名前)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
携帯電話:080-〇〇〇〇-〇〇〇〇
メール:〇〇@〇〇
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気になる!内定報告のQ&A
最後に、内定報告についての気になる質問にお答えします。
選考を受けている他の企業にはどう伝えればよいの?
このような人がいるのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、入社する企業を決めたら、他の企業にはすぐに電話で辞退を伝えましょう。電話が繋がらなかった場合は、一度メールで連絡をしたあと、改めて電話で連絡をしましょう。
早めに送らないと、企業や他の応募者の選考スケジュールを狂わせて、迷惑をかけてしまうためです。
辞退のときの例文はこちらです。
件名:内定辞退のご連絡(学校名・学部名・名前)
〇〇株式会社
人事部 〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇です。
この度は、内定の通知をいただき誠にありがとうございます。
大変申し上げにくいのですが、内定を辞退させていただきたく、ご連絡差し上げました。
貴重なお時間をいただいたのにも関わらず、このような結果となってしまい、申し訳ございません。
本来、直接お詫びすべきところではございますが、メールでの連絡となるのを、何卒ご容赦いただきたく存じます。
末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
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〇〇 〇〇(名前)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
携帯電話:080-〇〇〇〇-〇〇〇〇
メール:〇〇@〇〇
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大学に出す内定報告書とは?
内定報告書とは、進路が決まったあとに大学に進路先を報告する書類のことです。
書くことの項目は下記のようなものがあります。
- 内定先の名前と住所
- 職種
- 就職活動中にしたこと
- 選考内容(面接・筆記試験・実技試験など)
- 後輩へのアドバイス
内定報告書は、今後就活をする下級生にとって貴重な資料になります。
それを考えながら丁寧に書いてあげるとよいです。
まとめ:内定報告ではすばやく感謝の気持ちを伝えよう
今回は、内定報告のメールのマナーと書き方についてご紹介しました。
内定報告のポイントは、
- できる限り早く伝えること
- 簡潔でわかりやすい内容にすること
- 感謝の気持ちが伝わる文にすること
です。
時間がある人は、就活中に日記をつけておくとよいでしょう。
いざ内定報告をするときに、誰に送るのか、どのような内容にするのかが考えやすくなるので、とても役に立ちます。
マナーと感謝を忘れずに、内定報告をしましょう。
内定報告をすることで、やっと就活を終えられます。
最後までやりきって、社会人の第一歩を踏み出しましょう。