【自己PRの書き方】例文を参考にエントリーシートを完成させよう

「何を自己PRに書いたらいいんだろう」
「どのような書き方が正解なの?」

と悩む方も多いのではないでしょうか?

金丸理紗
私も就活生のときは、何をどう書けばいいのかわからず、エントリーシート攻略系の本をたくさん読んだ記憶があります。笑

エントリーシートは、限られた文字数の中であなたの魅力を伝えなければならないため難しいと感じる人も多いと思います。

しかし、エントリーシートはポイントさえつかめば周りと差がつけやすいのです。

今回の記事でわかること
  • 自己PRに書くエピソードのまとめ方
  • 自己PRの例文とポイント
  • 提出前にチェックして欲しいポイント

    まずは魅力溢れるエントリーシートを完成させ、就活を順調に進めていきましょう!

    自己PRに悩んだらエピソードを整理しよう

    頭を抱えて悩む女性

    まずは、自己PRに書くエピソードを整理します。

    エピソードは、複数の企業に使いまわしても大丈夫です。ただし、企業によって求められている人物像は異なるので、複数エピソードを用意しておくとよいでしょう。

    自己PRとしてアピールできそうなネタを洗い出す

    自己PRに書けそうなエピソードを、自己分析をもとに探してみましょう。

    • アルバイトで売上に貢献できた話
    • サークルで仲間を喜ばせた経験
    • 学業に力を入れたエピソード

    など、学生時代に経験したことを整理すれば、必ず自己PRに書く内容は見つかるはずです。

    学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)と自己PRは同じ内容を書いてもいいの?

    という質問もよくされるのですが、結論からいうとエピソードは同じでもOKです。

    ただし、切り口は少し変えましょう。書き分けは以下のとおりです。

    ガクチカ 学生時代に頑張ったこと、そこで乗り越えた困難を書く
    自己PR 他の人より優れたポイントや、入社後に役立ちそうな強みを書く

    エントリーシートに書けるPRポイント20選

    ではいったい、就活で使われる自己PRのポイントとしてどのようなものがあるのでしょうか。就活でよく使われるポイントを紹介していきます。

    このなかから、あなたにも語れるエピソードがないか探してみましょう。

    行動力 継続力 負けず嫌い 協調性
    企画力 勤勉性 ポジティブ思考 計画性
    発想力 分析力 社交力 リーダーシップ
    思いやり 謙虚さ 素直さ 問題解決力
    根性 俯瞰力 完遂力 レジリエンス

    次に、挙げられたエピソードを具体化していきましょう。エピソードを具体化する

    以下の型に沿ってエピソードを具体化し、文字数に合わせて削っていくだけで自己PRは完成します!

    結論 : あなたの強みは?理由:強みはどうして生まれた?

    具体例 : 例えばどのような場面で?

    再現性:強みを発揮するために意識していることは?

    将来性:入社後にどう活かすか?

      自己PRで大切なのは、結論から述べることです。

      初めに自己PRの結論であるあなたの強みを端的に述べ、エピソードを詳しく書くようにすれば、自ずとわかりやすい文章になります。

      自己PRの例文とポイント

      証明写真

      ここからは、自己PRの例文と書くときのポイントをお伝えしていきます。

      自己PRの例文

      私の強みは、傾聴力だ。この強みを発揮し、スイミングスクールのアルバイトで15名の生徒獲得に成功した。当初はマニュアル通りの指導が不評で、状況に合わせた柔軟な対応をできていないことが課題だった。そこでお客様の満足度を向上させるために2点に取り組んだ。1点目は、お客様に水泳を上達してもらうため、指導を可能な限り可視化した。デモンストレーションや図解によって、感覚ではなく動きの理屈を伝えた。2点目は、お客様に楽しくスクールに通ってもらうため、楽しい雰囲気づくりに努めた。受付でお客様との会話を増やし、「何かあれば遠慮なく言ってくださいね」と繰り返し伝えたことでよりお客様の要望に寄り添った指導を目指した。上記の結果、状況に合わせた柔軟な対応を実現し、既存の生徒の紹介で15名の生徒を獲得することができた。私は相手に寄り添うことで企業に貢献できる傾聴力がある。

      良いポイント

      この自己PRのポイントは、具体的に書けている点です。

      • 15名の生徒を獲得
      • 「何かあれば遠慮なく言ってくださいね」と繰り返し伝えた

      などと書かれていることで、具体的な情景が浮かびやすい自己PRになっています。

      人事担当者は、あなたがどういう人物なのかまったく分からないままエントリーシートに目を通しています。

      そのため、読んでも想像ができない自己PRであれば、あなたの魅力は伝わりません。

      読み手に伝わるように具体的に書けているか、家族や友人に読んでもらいフィードバックをもらうのもおすすめです。

      【保存版】エントリーシート提出前チェックリスト

      チェックリスト

      ここからは、提出前にチェックして欲しいエントリーシートのポイントをお伝えします。

      せっかくよい自己PRが完成しても、うっかりミスをしてしまえばエントリーシート自体読んでもらえないかもしれません。

      提出前には必ず以下のポイントでチェックするようにしてくださいね!

      本文内容のチェックポイント

      本文の内容をもう一度チェックしましょう。

      ✔️難しい漢字は使っていないか

      「然し」や「出来る」などはひらがなを使用しましょう。

      ✔️だ。である。/です。ます。は統一されてるか

      どちらを使用しても大丈夫ですが、必ず統一してください。

      ✔️誤字がないか

      誤字があるだけで、一気に印象が悪くなってしまいます。もう一度誤字がないか確認しましょう。

      ✔️御社ではなく「貴社」と書いているか

      エントリーシートでは「貴社」、面接では「御社」と呼ぶのが基本です。

      ✔️1文が長くなっていないか

      1文が長いと、意味が伝わりにくい文章になってしまいます。できるだけ短くしましょう。

      ✔️何が伝えたいかはっきりしているか

      客観的に読んでみて、意味が伝わるかどうか確認しましょう。

      書き方のチェックポイント

      提出前に、使用するペンや写真の貼り付けなども確認しましょう。

      ✔️黒の消えないボールペンで書けたか

      こすると消えるペンや、修正ペン・修正テープの使用はNGです。

      ✔️絵文字「!」「?」は使っていないか

      つい癖で使ってしまう人も多いので注意しましょう。

      ✔️字は丁寧か

      手書きのエントリーシートでは、字の丁寧さもポイントです。

      美文字である必要はありません。丁寧に気持ちをこめて書きましょう。

      ✔️文字量は指定通りか?

      手書きで指定がない場合は、スペースの8割以上は埋めるとよいです。

      ✔️写真はしっかり貼ってあるか

      エントリーシートに写真が必要な場合は、写真を貼りましょう。

      裏にはボールペンで「大学名・名前」を書いておくとベストです。

      ✔️コピーはとったか

      エントリーシートに書いた内容は、そのまま面接で聞かれる場合がほとんどです。必ずコピーをとり、面接の前日に見直しましょう。

      まとめ

      自己PRに何を書くか悩んで手が止まってしまう就活生は本当に多くいます。

      自己PRを書くときは、自己分析の内容をもとに強みを整理してから、エピソードを具体化しましょう。

      エントリーシートを読む人事の方が具体的にイメージできるよう、数字や具体例を用いて書いていくのもポイントです。

      また、提出前には必ず見直しをしてください。誤字や脱字があるエントリーシートは、それだけで失格になってしまうこともあります。

      今回紹介した例文やチェックリストを活用して、自己PRを書いてみましょう!自己PRは書けば書くほどブラッシュアップされてよくなっていくものです。

      WANABIではエントリーシートの添削もおこなっているので、ぜひ活用してくださいね!

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