目からウロコ!「最近気になったニュースは?」の答え方|社長が解説
こんなあなたにおすすめ
  • 気になるニュースを聞かれても答えられない
  • 気になるニュースの調べ方が知りたい

人事担当者
最近、気になったニュースはありますか?
と面接で聞かれることがあるのは、みなさんも知っているかもしれません。

就活生
とりあえず今日から毎日ニュースを見るようにしよう!

就活生
とりあえず面接当日の新聞の一面に目を通せばいいんじゃないの?

このように考えている方、ちょっと待ってください!

実は、面接で「気になるニュース」を答えるために、毎日ニュースを細かくチェックしたり、新聞を購入したりする必要はありません。

今回はこちらの動画をもとに、面接での気になるニュースの答え方について解説していきます。

金丸理紗
今回は、私も就活生のときに知りたかった!!!と思った内容です。
今回の記事を読むだけで「最近気になったニュースは?」に対して簡単に答えられると思います。
面接で不安がある方は、ぜひ最後までお読みくださいね!

「最近気になったニュース」質問の意図は?

まずは、「最近気になったニュースは?」と聞く質問の意図を押さえておきましょう。

面接官は、あなたが「普段から新聞を熟読している真面目な学生かどうか」が知りたいのではありません。

面接官が見ているのは、

  1. 情報のアンテナを立てているか
  2. 志望度(本気度)はどのくらいか
  3. 情報に対して主体的に考える力があるか

という3点です。

情報のアンテナを立てているか見るため

情報のアンテナとは、気になっている分野に対してどこまで知ろうとしているかです。

例えばみなさんも、好きなアーティストが新曲を出したり、ライブをおこなったりなどの最新情報は、必死に調べたりせずとも勝手に入ってくると思います。それは、あなたがそのアーティストに対して情報をアンテナを立てているからです。

もしあなたが金融業界に興味があるなら、金融業界のこともアンテナを立て、情報を集めているはず。

面接官は、学生が志望する業界にアンテナを立て、しっかりと情報を集めることができているか見ているのです。

志望度(本気度)を見るため

先ほどお伝えしましたが、志望している業界であれば、積極的に情報を集めているはずです。

また、ただ表面的に情報を集めるのではなく、気になる分野に関しては広く深く調べておくのがおすすめ。

志望動機では

就活生
小さい頃から〇〇業界に憧れていました!
絶対に御社で働きたいです!
と答えていたのに、業界の最新ニュースを何も知らなかったら、「志望度が高いっていうのは嘘なのかな?」と思ってしまいます。
あなたの本気度を面接官に伝えるためにも、気になったニュースはしっかりと調べておきましょう。

情報に対して主体的に考える力を見るため

3つめは、情報に対して主体的に考える力を見るためです。

社会人として、情報に対して「知って終わり」な姿勢はNGです。

  • この情報からどのようなことが考えられるか?
  • 〇〇に対してはどのような影響が出てくるか?

このように、得た情報に対して主体的に考えるように意識しましょう。

もちろん、いままで考えたことがなくても、これから考えるようにすれば大丈夫です。

考えるうちに出てきた疑問に対してまた調べ、そしてまた考えることを繰り返してみてください。業界についてしっかり意見を持つことができるようになると思います。

ニュースや新聞で調べる必要がない理由

すでにお伝えしましたが、「最近気になったニュース」を聞かれたときには、志望している業界のニュースを答えるのが鉄則

金丸理紗
「新型コロナウイルスの〜」や「都知事選の〜」といった回答は基本的にNGです!
ここからは、面接対策としてニュースや新聞を見る必要がない理由をご紹介していきます。

ニュースや新聞は、大衆が気になるニュースだから

ニュースや新聞は、就活生向けに作られていません。それぞれ購読者・視聴者が知りたい情報をまとめています。

例えば夕方のニュースは、夕食の準備の合間に見れるように、主婦の方が気になる情報を集めているのです。もちろん、ニュースから新聞まで、じっくりと目を通せば、あなたが気になる業界の情報が手に入るかもしれませんが、効率的とはいえません。

就活中は、エントリーシートの作成や面接準備、筆記試験対策に加えて大学の授業やアルバイトまであるので本当に忙しいと思います。少しでも効率的に情報を集めるためにも、ニュースや新聞から情報を集めるのはやめておきましょう。

金丸理紗
とはいえ、ニュースや新聞から情報を仕入れることは大切です。
面接対策とは関係なく、日頃からニュースをチェックする習慣をつけておくと良いかもしれません。

業界の最新ニュースはインターネット上で手に入るから

気になる業界の情報はインターネットで集めましょう。

インターネットには間違った情報もたくさん載っているイメージがあるかもしれませんが、正しく調べれば、ニュースや新聞よりも最新で詳しい情報が載っているのです。

調べる方法は後ほど詳しく解説しますが、企業の公式ホームページや、大手リリースサイトなどがおすすめ。

運営元が不明確なニュースサイトや、誰でも気軽にが投稿できる情報サイトなどは避けてくださいね。必ず、発信元を確認するようにしましょう!

金丸理紗
動画でも詳しく解説していますが、
・その業界でトップの企業のニュース
・面接を受ける会社の社長と交友関係のある企業のニュース
を調べるのがおすすめです。

「最近気になったニュース」正しい答え方

「最近気になったニュース」を聞かれたときは、ただよく目にするニュースを答えるのではなく、志望する業界に関するニュースを答えるのが良いとお伝えしてきました。

ここからは、面接官に伝わりやすい、正しい答え方を紹介していきます。

「最近気になったニュース」を聞かれたときは

  1. 結論(気になったニュース)
  2. 興味を持った理由
  3. ニュースに対する意見

の順番で答えましょう。

結論から答える

結論から答える、これはニュースに限らず面接でのすべての受け答えに共通して意識して欲しいと思います。

また、一文は短くするように心がけてくださいね。

いくら結論から答えても、

就活生
〇〇会社の〜〜に関して、10月に発表された〜〜で、......の製品が〜〜〜〜し、===となったことです。
このような答え方だと伝わりにくくなってしまいます。

就活生
はい!〇〇社の〜〜〜というニュースが気になりました。
業界に関することであれば、そこまで詳しく話さなくても伝わるはずです。
簡潔に答えられるように準備しておきましょう。

興味を持った理由を答える

結論を伝えたら、次に興味を持った理由を答えます。

その際、

就活生
〇〇業界に興味があるからです!
という回答では浅すぎます。
業界の最新ニュースにもいろいろなものがあります。
数あるニュースのなかでもどうしてそのニュースに興味を持ったのか、あなたなりの理由を考えてみてください。

就活生
〇〇という仕事に興味があったから、このニュースが気になったのかもしれない...
など、何か発見があるはずです。
その理由を、ぜひありのまま答えてみてくださいね。

ニュースに対する自分の意見を答える

最後は、ニュースに対する自分の意見を答えましょう。

すでにお伝えしましたが、

  • この情報からどのようなことが考えられるか?
  • 〇〇に対してはどのような影響が出てくるか?

このように考えて深掘りしていくと良いと思います。

また、どうしても自分の意見が出てこない場合は、誰かの意見を聞いてみるのも良いです。

NewsPicksというニュースアプリでは、最新のニュースに対して、著名人がコメントしているのを見ることができます。また、Twitterの「引用リツイート機能」からも、他社の意見を見ることができます。

ただし、他者の意見をそのまま鵜呑みにするのは絶対にやめましょう。面接官から深掘りされたときに答えられなくなってしまいます。

  • 他者の意見を読んでどう思ったのか
  • 自分はこの意見に賛成か、反対か

などを考えてみてくださいね。

おすすめのサイト5選

ここからは、「最近気になったニュース」を探すのにぴったりのサイトを5つ紹介します。

企業のホームページ(無料)

まずは、企業のホームページをチェックしてみてください。

トップページには、「ニュース」や「お知らせ」などの形で、企業の最新情報が載っているはずです。

ポイントは、面接を受ける企業ではなく、その企業の競合を調べること

例えば広告企業を受けるのであれば、業界最大手の企業のホームページを調べてみるのです。

「社内で〇〇イベントを開催しました!」
「〇〇についてのご挨拶」

などのお知らせは、見る必要はありません。

面接のためにしっかり深掘りできそうな、業界に大きな影響を及ぼしそうな内容を選んでくださいね。

PRtimes(無料)

PRtimesとは、企業のプレスリリース・ニュースリリースを配信しているサイトです。

調べたい業界に関するテーマを検索すれば、多くの企業のリリースの中から、テーマに合ったリリースを見つけることができます。

このときも、

「新商品の〇〇を発売」
「〇月〇日よりセールスタート」

などのリリースではなく、

〇〇の成長率が10%上昇、〇年以内に〜される見込みも

など、しっかり深掘りできそうなものを調べてみてくださいね。

PR timesはこちら

NewsPicks(一部有料)

NewsPicksは、基本無料でさまざまな業界に関するニュースを見ることができます。

ニュースに対するコメントを見ることもできるのがもっとも大きな特徴

「気になったニュースに対する自分の意見が浮かばない」という人は、こちらのサイトでいろいろな人の意見をインプットすることで、意見の参考にしてみても良いと思います。

また、NewsPicksには有料会員限定の記事がいくつかあります。

通常は月額1700円と少し高めではありますが、なんと学生は月額500円で有料会員になることができるそうです。

落合陽一さんやホリエモンさんの動画コンテンツも見ることができるので、就活を気にいろいろなことを勉強したい方はぜひ登録してみてください。

NewsPicksはこちら

ダイヤモンドオンライン(有料)

ダイヤモンドオンラインは、大手出版社であるダイヤモンド社(diamond.co.jp)が運営している、情報サイトです。

月額1,980円かかりますが、最初の1ヶ月は無料でお試しできます。

金丸理紗
最初、月額1,980円は「高いな」と思いましたが、なんと有料記事が読めるだけでなくダイヤモンド社のベストセラーも読むことができるそうです。読書が好きな方や、就活を気にビジネス書に手を出したい方にとってはお得なニュースサイトかもしれません。
無料会員でも一部の記事を読むことはできますが、最近はほとんどの記事が有料化してしまいました。面接に向けて情報収集したい方は、まずは1ヶ月お試しで有料会員になってみるのが良いと思います。

ダイヤモンドオンラインはこちら

朝デジ就活ナビ(一部有料)

朝デジ就活ナビは、朝日新聞が提供している就活支援サービスです。

これまでご紹介したサイトと異なり、就活生向けに作られた情報サイトなのが特徴ですね。

内定を獲得した先輩へのインタビューや就活ノウハウ記事などは基本無料で読むことができますが、ニュース記事はほとんどが有料でした。

ベーシックコースだと月額980円、スタンダードコースであれば月額1980円で記事を読むことができますが、いずれもニュース記事を読もうとすると「朝日新聞デジタル」のサイトに飛ばされてしまうので、有料のわりには少し不便かもしれません。

ご自宅で朝日新聞を購読されている方であれば、お得に利用できるそうなので試してみてもいいと思います。

1ヶ月無料でお試しも可能です。気になった方は一度試してみてくださいね。

朝デジ就活ナビはこちら

よくある質問

面接での「気になるニュース」に関して、よくある質問をまとめました。

いつからいつまで?

「最近気になったニュース」といいますが、1ヶ月前のニュースなどでも良いのでしょうか?
「最近」という言葉にとらわれすぎる必要はありません、数ヶ月前のニュースでも大丈夫です。
業界にとって影響の大きなニュースであれば1年前のものでも良いと思います。
大切なのはいつの記事かではなく、「ニュースに対してあなたがどのように考えたか」です。
時期は気にしすぎず、「どうしてこのニュースに興味を持ったのか」がはっきりしているニュースを選びましょう。

避けたほうがいい回答は?

最近気になったニュースを聞かれたときに、避けたほうがいい回答のジャンルはありますか?
・政治
・芸能
・スポーツ
の3ジャンルは避けてください。
すでにお伝えしてきましたが、最近気になったニュースでは
  1. 情報へのアンテナの貼り方
  2. 企業への志望度
  3. 主体的に考える力

の3つの観点がみられています。

この3つが面接官に伝わるように、志望する業界の仕事に近いニュースを選んで回答するようにしてください。

金丸理紗
エンタメ業界の会社を受ける場合でも、「==さんの〜〜グループ脱退についてです」など、芸能ニュースに寄った回答はNGです。「株式会社〇〇が、所属タレントを半減させる発表をしたことです」など、ビジネスに寄った回答をしてくださいね。

まとめ:「気になるニュース」は業界ごとに選ぼう

「最近気になったニュースはなんですか?」と面接で聞かれたときの答え方をご紹介してきました。

最近気になったニュースは、面接を受ける企業の業界に関するニュースを選ぶのが鉄則

「新型コロナウイルスのワクチン接種に関して〜」「総理大臣が〜さんに変わったことです」など、業界に関係の薄いニュースは避けたほうが良いです。

ただやみくもにテレビや新聞から情報を集めるのではなく、

就活生
〇〇社の面接が近いから、不動産業界のニュースを集めてみよう!

といった具合で、企業に合わせてニュースを集めたほうが効率的です。

また、なぜ興味を持ったのか深掘りの質問をされる前提で、自分でもしっかり深掘りしながら回答を考えておくのがポイントです。

ニュースを調べるのは面倒に感じるかもしれませんが、志望する企業に関する業界であれば興味を持てるニュースも多いはず。

面接だけのためにと思わず、今後のあなたの人生に生かせると思って情報収集に取り組んでみてくださいね!

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