就活中の身だしなみで気を付けるのは、スーツの着こなしだけだと思っていませんか?
もちろんスーツをきれいに着こなすことも大切ですが、髪型も気を抜いてはいけません。
今回は、就活中の髪型で押さえるべきポイントとおすすめの髪型を紹介します。
また、面接官に悪い印象を持たれないように、注意すべき髪型や髪以外でも気をつけたほうがよいポイントも一緒にお伝えします。
たかが髪型と思わずに、記事で紹介するポイントを押さえ、意識して整えてみましょう。
内定にもグッと近付きますよ!
- 好印象を与えるメンズ就活ヘアのポイント
- 今から面接の人向け!おすすめ髪型5選
- 注意してほしい3つの不採用ヘア
就活の第一印象は髪型で決まる!
就活中はエントリーシートの作成や業界研究などやることが多いため、見た目にこだわっている余裕はないかもしれません。
しかし、「就活は第一印象が大切」という話を聞いたことはありませんか?
人間は初対面の人に対して、外見の特徴だけでどのような人かを想像してしまう傾向があります。
就活は初対面のコミュニケーションの連続ですよね。
だからこそ、第一印象でどれだけ差をつけられるかが結果に大きく関わります。
まずは、第一印象における髪型の重要性をお伝えします。
就活でまず見られるのは履歴書の写真
一般的に、企業の選考フローは履歴書などの書類選考から入ります。そのため、採用担当が最初に見るのは証明写真です。
もちろん写真だけで合否を決めるわけではないですが、少なからず写真からどのような人なのかイメージを持ってしまいます。
履歴書の証明写真のような、きちんと身だしなみを整えるべきところで整っていないと、だらしない人だと思われて、第一印象で損をしてしまう可能性があります。
「男性だからそんなに気にしなくても大丈夫」と思わず、面接官に好印象を与えるためにも身だしなみには気を付けましょう。
男性の印象は特に髪型で左右される
男性の場合は、顔周りの身だしなみのなかでも、特に髪型を意識しましょう。
男性は女性と違って、メイクで印象を変えることが難しいですよね。
そのため、顔の多くの部分を占める髪型をきれいに整えることで、第一印象を大きく変えることができます。
「就活は外見の印象で決まってしまうのか……」と落ち込むのはまだ早いです。
これを逆手にとり、髪型から身だしなみを意識することで就活を有利に進められるようにしましょう!
メンズ就活ヘアの3つのポイント
髪型の重要性がわかったところで、面接官に好印象を与えられるポイントをおさえましょう。
ご紹介する3つのポイントを意識するだけで、清潔感のある真面目な印象を与えることができます!
ナチュラルな黒髪
就活中は、基本的にカラーリングした派手な髪色はふさわしくありません。
元々地毛が明るめの人はわざわざ黒髪に染める必要はありませんが、ブリーチやおしゃれのために染めた髪色はもとに戻しましょう。
就活直前になって黒髪スプレーなどで染めると不自然になってしまうので、事前に余裕を持って染めたほうがよいです。
染める際は、明るすぎず黒すぎない、ナチュラルな黒髪であれば間違いはないでしょう。
具体的な髪色がわからない方は、美容師さんに「就活が始まるのでナチュラルな黒髪にしたい」と伝えると、あなたに似合う黒髪にしてくれるはずです。
志望業界によっては少し明るくても許容される場合もありますが、どのような業界にも対応できるような髪色にしましょう。
額と耳周りはスッキリと
一般的に爽やかな印象を与えるのは、おでこや耳を出した髪型といわれています。
それぞれの長さのポイントを説明します。
前髪のポイント
前髪の長さは、眉毛にかからない程度にするのが適切です。
目が隠れるくらいの長さだと視線がわかりにくいので、暗くてやる気のない印象になってしまいます。
目と眉毛にかからないように流してセットすれば、明るい印象になりますよ。
また、額は完全に隠さないほうが、顔の見える範囲が広がるため、元気で清潔感のある印象になります。
前髪を分ける時も、額を出すということを意識するようにしましょうね。
耳周りのポイント
サイドは、耳にかからないようにカットするのが基本です。
耳周りをスッキリさせることで、顔の輪郭がはっきりし、表情をよりダイレクトに伝えることができます。
しかし、この後も紹介しますが、過度なツーブロックは威圧感を与えてしまう可能性があるので注意しましょう。
襟足のポイント
長い襟足は、清潔感がなくだらしない、と見られてしまう可能性があるのでNGです。
ワイシャツの襟につかないような長さを意識してください。
スタイリング剤は清潔感を出すため使おう
就活中は、セットも爽やかさを意識しましょう。
スタイリング剤の量が多くて髪の毛にツヤが出過ぎている人や、ワックスが固まっている人は、清潔感があるとはいえませんよね。
こうならないように、スタイリング剤は控えめでセットするようにしましょう。
先ほどお伝えした前髪も、眉毛がちゃんと見えるようにセットをすると、より好印象を与えることができます。
ワックスを使うと髪がパサついて見えてしまうという方は、ワックスに少しグリースを混ぜると、ツヤ感や潤いを演出できますよ。
グリースとは、ワックスとヘアオイルの間のような整髪料で、ツヤ感も出せてキープもしてくれるので、おすすめです。
元気で仕事ができそうな印象を与えられるように、きちんとセットして就活に挑みましょう!
就活生必見!おすすめの就活ヘア7選
就活中におすすめの髪型を写真とともに紹介します。
これなら失敗しないという髪型を5種類厳選しています。
これから美容室に行こうとしているなら、ぜひ参考にしてみてください!
ショートレイヤー
ショートレイヤーは社会人にも多く、ビジネスパーソンでも通用する髪型です。
新卒らしい、爽やかで若々しい印象を与えることができます。
セットがしやすいので、就活だけでなくプライベートでも適応できる髪型です。
クールショート
出典:https://beauty.biglobe.ne.jp/salon/hair_style/detail-L110481711
クールショートは、セットによってTPOに合わせられる便利な髪型です。
就活のときは耳周りをすっきりとセットすれば清潔感を印象付けられ、普段遊ぶときはアップバングなどおしゃれにセットできます。
ソフトモヒカン
出典:PERCUT
ソフトモヒカンは、おでこが完全に出ているので表情もわかりやすく、清潔感も与えることができます。
また、シンプルながらも大人っぽい印象も与えられるのでおすすめです。
ツーブロックベリーショート
ツーブロックはワイルドで活発な印象を与えることができます。
髪質や顔の形に左右されにくい髪型なので、自分に合う髪型がわからない人にはおすすめです。
しかし、過度なツーブロックは威圧感を与えてしまうので、注意してくださいね。
アップバング
アップバングは、前髪をワックスで持ち上げておでこを完全に出した髪型です。
おでこを出すことで、仕事ができそうなビジネスパーソンの印象を与えられます。
この髪型なら、普段の髪型をセットするだけでガラッと印象を変えることができます。
センター分け
センター分けは、「就活のためだけに短くしたくない」という方におすすめです。
爽やかなイメージはもちろん、知的な印象も与えられる、いいとこ取りな髪型です。
プライベートでもセットしやすく、アレンジも加えやすいですよ。
マッシュ
あまり就活向けではないとされるマッシュも、カットの仕方によっては就活でも活用できます。
サイドと襟足をスッキリめにカットして、前髪に隙間を作って額が見えるようにセットすると、マッシュでも爽やかな印象を与えられるでしょう。
しかし、身だしなみに厳しい公務員や金融関係を志望している場合は、避けたほうがよいかもしれません。
身だしなみに厳しくないIT系や広告系なら、好印象も狙えますよ!
これはNG!注意したほうがよい就活ヘア
ここまで、おすすめの髪型やおさえるべきポイントを紹介しましたが、一緒にNGポイントも知っておきたいですよね。
髪色も髪型も、就活が本格的に始まる前にチェックしておきましょう!
明るい茶髪は不真面目に見られる
明るい髪色は、それだけで不真面目な印象がついてしまいます。
せっかく志望動機をたくさん考えても、髪色だけで悪い印象がついてしまうなんてもったいないですよね。
今染めている人も、「おしゃれは内定をもらってから!」と決めて、就活中は黒髪にしましょう。
先ほどもお伝えしたように、地毛が明るい場合は無理に染める必要はありません。
しかし、地毛が明るいことを面接の短い時間で説明するのも難しいので、不自然でない程度に染めたほうが安全です。
地毛が明るい人は、真っ黒ではなく暗めの茶色をおすすめします。
違和感のないナチュラルな黒髪を意識しましょう。
パーマ、ロングヘアは清潔感に欠ける
パーマやロングヘアは、就活では否定的な意見が多いです。
ロングヘアは、一般的にだらしない印象や清潔感がない印象を抱かれてしまいます。
襟足がワイシャツの襟にかからない程度に切ってから、就活を始めましょう。
また、パーマもあまりよい印象にはなりません。
天然パーマの人は、地毛が明るい場合と同じように、無理にストレートにする必要はありません。
できるだけ短めな髪型にしてスタイリング剤でまとめれば、天然パーマでもビジネスシーンに馴染むような髪型になります。
どちらの髪型も業界によっては許される場合もあるかもしれませんが、どの業界にも対応できるような髪型を意識しましょう!
幼い印象になる坊主も避けよう!
坊主は、体育会系の爽やかな印象を与えられると思っている人も多いのではないでしょうか?
しかし、坊主が好印象なのは高校生までだと思ったほうがよいでしょう。
大人の坊主は幼い印象になってしまうか、人相が悪く見えてしまう可能性があります。
就活中なら坊主ではなく、少し伸ばしてベリーショートにするほうが無難です。
また坊主のなかでも、両サイドは刈り上げてトップにだけボリュームのあるヘアスタイルもあります。
その髪型ならビジネスシーンにも馴染み、仕事ができる爽やかな印象を与えられるのでおすすめです。
髪型以外も!就活で気をつけたほうがよい身だしなみ
最後に、髪型以外で第一印象に関わるポイントをお伝えします。
ここまでの内容で髪型がばっちり決まった方は、こちらもチェックしてみてください!
眉毛にも気を使おう
女性に比べると、眉毛に気を使っている男性は少ないのではないでしょうか?
しかし、実は眉毛は顔の印象に大きく関わるパーツです。
就活のときは、爽やかで元気な印象を与えられるように以下のことを参考にしてください。
眉毛を整えるときは、薄くしすぎないことがポイントです。
薄い眉毛だと、威圧感のある怖い印象になってしまいます。
また細い眉毛も、不真面目な印象を与えてしまう可能性があるので注意しましょう。
眉毛の形は、鏡を正面から見て黒目の外側に眉山があるとベストです。
眉山からどのくらいの角度下げるかによって、顔の印象が変わります。
眉山からゆるやかに下げるとやわらかい印象、切長にするとキリッとした印象を与えることができます。
企業や業界、自分の性格などに合わせてセットしてみましょう!
肌も意外と見られている
眉毛と同じように、肌も顔の印象に大きく関わります。
男性のなかには、普段スキンケアに気を使わない人もいるかもしれません。
しかし、一般的に肌がきれいな人のほうが好印象を与えられるので、就活中はいつもより意識したほうがよいでしょう。
毎日洗顔するのはもちろん、できれば化粧水や乳液などでのケアをおすすめします。
また、ヒゲも気をつけましょう。
おしゃれとしてヒゲを伸ばしている人もいると思いますが、就活中は清潔感がないと思われてしまう可能性があります。
就活中は基本的にヒゲを剃るようにしましょう。
マスクで見えなくても唇のケアはしっかり
男性で唇のケアをしている人は少ないかもしれませんが、意外とよく見られています。
マスクをするのが当たり前になっているからこそ気を抜きがちですが、履歴書の写真はもちろんマスクなしです。
また、ふとマスクを外した時に見られることもあるかもしれません。
乾燥しやすい冬場は特に、リップクリームなどで保湿を忘れないようにしましょう。
スーツのケアも忘れずに
髪型や肌などとは少し違うかもしれませんが、服装も身だしなみの1つです。
- スーツやワイシャツにシワがある
- スーツに埃がついている
- ネクタイが曲がっている
- ネクタイの結び目がきたない
これらの中で、何か一つでも当てはまってしまったら、「服装がだらしない人」という印象を与えてしまうので、面接前に身だしなみをチェックする習慣をつけましょう。
もっと詳しく身だしなみのポイントを知りたい方は、こちらもチェック!
まとめ:就活中は、清潔感のある髪型で好印象を獲得しよう!
今回は、就活中の髪型で押さえるべきポイントと注意点をお伝えしました。
就活ヘアで押さえるべきポイントはこの3つでした。
- ナチュラルな黒髪
- おでこと耳周りはスッキリと
- スタイリング剤はつけすぎない
ポイントと一緒に、具体的な髪型も5種類紹介したので、ぜひ参考にしてみてください。
また、就活ヘアとしてNGなものも3つありました。
- 明るい茶色
- パーマやロングヘア
- 坊主
そして、第一印象における眉毛と肌の重要性もお伝えしました。
髪型で押さえるべきポイントがわかったら、こちらも参考にしてみてください。
紹介したポイントを参考に身だしなみを完璧にして、第一印象をよりよいものにしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。