「就活生でボブヘアってアリ?ナシ?」
「ボブだと幼く見えて印象悪いんじゃないかな?」
「肩に少し当たる長さだけど、うまく結べないから切ってしまおうか悩んでいる...」
このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
実際のところ、髪型ひとつであなたの合否が決まることはありません。
わたしも就活中はボブで過ごしましたが、髪型が原因で悪い印象を持たれたことはありませんでした。ボブ、ロングに限らず、あなたに似合った髪型が一番良いです。
しかし、面接官からできるだけ好印象を持ってもらえるような髪型にしたいですよね。
そんなあなたにボブはおすすめです。今回は、現役で人事担当を務めているわたしが、就活生にボブをおすすめしたい理由を解説していきます。
【現役人事が解説】ボブがおすすめな理由
もし、髪を短く切るか悩んでいたらボブに切るのをおすすめします。
①真面目そうな印象だから
ボブをおすすめしたい理由のひとつ目は、真面目な印象を与えることができるからです。
確かに、茶髪のロングヘアに比べると、黒髪のボブは少し地味な印象になってしまうかもしれません。
しかし、むしろ人事側から見ると、「真面目そうな子だな」と思うことが多いです。
また、ボブヘアはロングヘアに比べてフレッシュな印象もあるので、髪型から好印象を与えたいと考えている方は、ボブヘアにしてみてください。
②優しい印象があるから
ボブヘアの就活生には優しい印象があります。
特に、顔立ちがはっきりしている方や、クールな印象を抱かれやすい方は、ボブヘアにすることでやわらかい印象を与えることができるのです。
「ボブにすると子供っぽく見られてしまわないかな」という方は、前髪をサイドに流すことで、優しそうな雰囲気も保ちつつ、大人っぽさを出すことができます。
③お手入れが簡単だから
ボブヘアは、お手入れがとにかく簡単です。
選考が本格化すると、エントリーシートや面接対策に追われて忙しくなりますが、ボブヘアであれば洗ったり乾かしたりする手間が最小限に抑えられます。
特に、忙しい時期には、ドライヤーの時間が短縮できて本当に助かります。
ヘアセットも短時間で簡単にできちゃうので、「朝はバタバタしたくない」という方にはぴったり。
女性はメイクもしなければならないので、簡単に整えられるボブは時間短縮につながりとても便利です。
④アレンジもできるから
ボブヘアは耳にかけたりハーフアップにしたりと、簡単にアレンジができます。
普段はそのままで就活中はハーフアップにするといったように、オンとオフで分けることができるのはうれしいですよね。
どのようなアレンジにするかで相手に与える印象も変わってくるので、受けたい企業が求める人物像や社風に合わせてアレンジを変えるのもおすすめです。
就活中のボブで注意して欲しいこと
耳掛けにして輪郭を出す
就活中にボブにするときは、髪の毛で輪郭が隠れてしまわないように注意しましょう。左右の髪の毛を耳にかけると、顔全体がパッと明るくなり、清潔感のある印象になります。
最近流行っていた「触覚」はNGです。
耳にかけても触覚が出てきてしまう場合は、ピンで留めて輪郭が隠れないようにしてください。
お辞儀した時に顔にかからないようにする
お辞儀をしたときに顔にかからないように注意しましょう。
就活中は面接など、お辞儀をする機会が多くあります。お辞儀をするたびに髪を耳に掛け直す学生がいると、人事としても気になってしまいます。
髪の毛をセットするときにはワックスやスピレーなどを利用してください。
実際に家でお辞儀をして、顔にかからないかチェックするのも忘れずに。
ボリュームが出やすい人は減らしてもらう
髪の量が多く、広がりやすい人は注意が必要です。髪を切ってもらう段階で、量を減らしてもらうように相談してみてください。
また、梅雨の時期は湿気を含み、いつも以上にボリュームが出てしまいます。
持ち歩けるタイプのワックスをカバンに備えておけば、面接前にささっとボリュームを抑えることができるのでおすすめです。
就活中のボブに似合う前髪3選
就活生にボブがおすすめな理由と、ボブにするときの注意点をお話してきました。
ここで気になってくるのが、「前髪をどうするか」ではないでしょうか?
就活中はおでこを出した方が印象がいいと聞くけれど、ボブの耳掛けに加えておでこを出してしまうと、なんだか変な気がしてしまう.......。
そこで、ボブで就活を過ごしたわたしから、おすすめの前髪をご紹介していきます。
センター分け
最もおすすめな前髪が、センター分けです。
前髪を伸ばし、耳にかけられる長さであれば、ピンで留める必要はありません。
面接のときだけ自然に耳にかけることで、違和感なく清潔感を演出することができます。
斜め分け
斜め分けは、就活生の間でも人気の高い前髪です。
前髪を横に流してスプレーで固めるため、少し手間はかかりますが、崩れにくく印象も良い前髪です。
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- 目の細かいくしで流れを作る
- 前髪から10cm程度離してスプレーをかける
- 目の細かいくしで前髪の形を整える
ぱっつん前髪
就活中も、ぱっつん前髪はOKです。
ただし、重たい印象にならないような工夫が必要です。
- 眉毛が見えるように薄めに前髪を梳く
- アイロンで軽く毛先を流すように巻く
以上のポイントを押さえることで、就活中でも印象の良いぱっつん前髪にすることができます。
ただし、航空業界や旅行業界など、身だしなみに厳しい業界を受ける場合は斜め分けかセンター分けがおすすめです。
就活中も簡単!ボブヘアのアレンジ方法
ここでは、簡単にできるボブヘアのアレンジ方法を解説していきます。
爽やかな印象に!内巻きワンカール
最もおすすめなアレンジは内巻きワンカールです。
ヘアクリップとヘアアイロン、ヘアワックスを用意してください。
ヘアクリップで内側と外側の毛をブロッキングしたら、内側の毛から内巻きにワンカールしていきます。
内側が終わったら、外側も同様にワンカールにしてください。
最後にヘアワックスなどを髪全体に揉み込んだら完成。
ヘアアイロンが苦手な人は、美容室でワンカールになるようパーマをかけると朝も楽チンです。
肩につく人はハーフアップにしよう
肩に髪がつく人は、ハーフアップにまとめると清潔感のある仕上がりになります。
使うものは、ヘアワックス、ヘアゴム、ヘアピン、ヘアアイロンの4つです。
まず、髪全体にヘアワックスを揉み込みましょう。
続いて、こめかみから上の髪をとってヘアゴムで結びます。
結んだ髪と下ろしている髪が、ちょうどいいバランスになるよう調整してください。
結んだときにサイドの毛が出てしまう人は、ヘアピンでとめるときれいにまとまります。
最後に、下ろした髪をヘアアイロンで軽く内巻きにしたらできあがりです。
まとめ:就活中はボブヘアがおすすめ!
ボブヘアがおすすめの理由やセットの方法をお伝えしてきました。
「どういう髪型で選考に行ったらいいのかわかって安心した」
「明日からヘアアレンジを実践してみたい」
このような前向きな気持ちになってくれていたらうれしいです。
どのような髪型でも人事が見ているのは、「清潔感があるかどうか」「社会人として適切な髪型であるか」です。
第一印象によって評価が変わるといわれているぐらい身だしなみは大切ですが、逆にいえば身だしなみ一つで人事に与える印象も変えられます。
今回お伝えしたポイントを実践して、印象UPを狙っていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。