【4年生必見】内定をもらったら?内定後の流れと有意義な過ごし方5選

この記事を読んでいるということは、ほとんどの人が内定をもらった方でしょう。

まず、内定おめでとうございます!!

内定を頂けたことはとても素晴らしいことです。まずは自分をたくさん褒めてあげてください。

内定をもらった中でも、承諾して就活を終えようとしている方もいれば、辞退してまだ就活を続けようとしている方もいると思います。

内定をもらったあとの流れは、あなたの意思決定によって変わってきます。

この記事ではそれぞれの状況によって、内定後にやるべきことを説明しているのでぜひご覧ください。

また、あなたは内定承諾の後に内定取消になる可能性があるのを知っていますか?

実は、内定をもらっても完全に安心してはいけないのです!

この記事を読んで、どんな理由で内定取消されるのかしっかり理解しておきましょう。

その他にも内定を承諾した方向けに、承諾後にやるべきことや、残りの学生生活を有意義にするための過ごし方について詳しく紹介しています。

これを読んだら残りの学生生活を有意義に過ごせること間違いなしです!
ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

内定をもらったら自分の意思を伝える

企業から内定の連絡をもらったら、それに対してまず自分の意思を伝える必要があります。

人によって内定を承諾したり辞退したり、あるいは保留にする場合もあるでしょう。

以下ではそれぞれの状況に合った具体的な流れを説明します。

内定承諾する場合

はじめに、内定を承諾する場合についてです。

内定をもらったら、内定承諾書を提出しなければなりません。

内定承諾書とは、企業に対して内定を承諾し入社することを誓約する書類のことです。

多くの企業は内定承諾書の提出期間を決めています。

内定承諾書の提出期間は企業によってかなり差はありますが、一般的には1週間から1ヶ月以内です。

内定承諾を決めたら、その旨を企業に伝え、期間内に内定承諾書を提出してください。

第一志望だった場合や、すぐに内定を承諾する場合はその場で「よろしくお願い致します。」と答えても大丈夫です。

承諾の連絡をするときに、内定式の有無や具体的な日程、研修のことや入社までの流れなどを質問しておくとスムーズになります。

確認しておくと良いことについては、後ほど詳しくご紹介しますね。

内定辞退する場合

次に内定を辞退する場合についてです。

将来について考えた結果、内定を辞退する学生もいると思います。

辞退することを決めたら、できるだけ早く企業に連絡する必要があります。

内定辞退の連絡を長引かせてしまうと、企業側に迷惑がかかってしまうからです。

また、内定を辞退したい場合は基本的に電話で連絡するのがマナーです。

「申し訳ありませんが、内定は辞退させて頂きます」と、伝えます。

内定を辞退することは決して悪いことではありません。

ですが、企業側に迷惑をかけてしまうことと、感謝の気持ちを忘れずに誠意をもって伝えることが大切です。

保留にしたい場合

最後に、内定を保留したい場合についてです。

内定の通知をもらった時点で、まだ悩んでいたり、他社の結果待ちなどで内定を保留したい場合もあると思います。

その場合は、内定承諾の回答期限を確認しておく必要があります。

その期間内に答えを出すことが難しそうなら、正直にその状況を伝え、保留をお願いすることも可能です。

多くの企業では保留してくれるため、遠慮せずに伝えて大丈夫です。

内定を承諾するか辞退するか決めたら、メールではなく電話で連絡するのがマナーです。

承諾するにしても辞退するにしても、返事を待ってくれていたことへのお詫びと感謝を忘れずに、誠実な対応を心掛ける必要があります。

承諾した場合にやるべき4つのこと

無事内定承諾をし、就職活動を終えた皆さんおめでとうございます!!

大変だった就活もこれでひと段落…ではありません。

正式にはまだ終わっていないのです。

なぜなら、入社日までにはいくつかやるべきことがあるからです。

内定承諾を決めたらまずはやるべきことを終わらせましょう。

では承諾した後は何をすればいいのでしょうか?

承諾後にやるべき4つのことを詳しく説明していきます。

必要な書類をそろえる

1つ目は必要な書類をそろえることです。

内定をもらったら、内定承諾書のほかに住民票や健康診断書などの書類の提出が求められる場合があります。

基本的には、企業側から内定承諾書と一緒に提出書類について書かれている紙が送られてきます。

ですがもし早めに知りたいのであれば、何か準備するものがあるかどうかを電話等で確認しても良いです。

企業によって提出しなければならない書類や提出期間は異なるので、しっかり確認しておく必要があります。

期限がまだ先だとしても、手続きなどが必要ですぐに手に入らない書類もあるため、余裕をもって準備しましょう。

また、健康診断書や卒業証明書は大学で発行できることがほとんどです。

心配な方は大学に確認してみてください。

書類をそろえるのは面倒なので後回しにしてしまいがちですが、早めにそろえることが大切です。

ギリギリになって間に合わないなんてことが無いようにしてください。

企業について理解を深める

2つ目はその企業について理解を深めることです。

就職活動中、企業の理解を深めるために企業研究をおこなったと思います。

企業研究は就職活動中におこなうものというイメージですが、実は就職活動が終わった後にもおこなった方が良いのです。

自分がどのような環境で、どのような労働条件のもと働くのかを理解し、納得したうえで働くことが大切です。

なぜなら、理解せずに曖昧のままにしておくと、今後不満がたまってしまう可能性が高いからです。

もし疑問点があれば今のうちに確認して、解決するようにしてください。

内定式や内定者懇親会の有無を確認する

3つ目は、内定式や内定者懇親会の有無を確認することです。

内定が決まったら、内定式や内定者懇親会が開催される場合が多いです。

企業によって異なりますが、自由参加で参加可否を問う企業もあります。

そのため、事前にスケジュールを確認しておく必要があります。

内定式とは、企業が内々定を出している人に対して、正式な内定通知を渡すことを目的に開催する式典のことです。

一般的には10月1日以降におこなわれます。

内定者懇親会とは、内定者同士や内定者と社員との親睦を深めるために開かれる会のことです。

内定者懇親会に参加すると、これからお世話になる先輩や同期と知り合えたり、企業について理解が深まったり、企業の雰囲気を感じ取れるなど様々なメリットがあります。

内定式や内定者懇親会は、企業が内定者のために実施するイベントでもあります。

できる限り参加するようにしましょう。

就活でお世話になった人たちに報告とお礼をする

4つ目は就活でお世話になった人たちに報告とお礼をすることです。

就職活動は、自分ひとりの力で進められるものではありません。

私も就活当時は、親や友達、先輩や先生、就活のエージェントさんなど、さまざまな人に支えられて内定にたどり着くことができました。

このようにお世話になった方には、内定をもらったら報告するのがマナーです。

報告と同時に、支えてもらった感謝もしっかり伝えてください。

あなたの内定を心から喜んでくれると思います。

まだ安心できない?内定が取消される3つの理由

「やるべきことも終わったし一安心…」と、思っているそこのあなた!

気を抜くのはまだちょっと早いです。

実は、内定をもらっても取消される場合があるのです。

内定を取消される理由を知り、ぜひそのことを頭の片隅に入れておいてください。

大学を卒業できなくなった

1つ目の理由として、大学を卒業できなくなったケースが挙げられます。

そもそも新卒の内定規約は、卒業することが前提とされています。

そのため、卒業することができなかったら企業は内定を取消することが可能なのです。

しかし、卒業できなくなったからといって必ず内定取消になるとは限りません。

企業によっては就職を延期し、秋採用に切り替えることもあります。

ですが、延期するのは特殊的な対応なので、基本的には取消されると考えておいた方がいいでしょう。

単位を落とさないようにするのはもちろんですが、単位の数え間違いなどで卒業できない場合もあります。

内定を取消されないようにしっかり確認し、確実に単位を取得しておかなければなりません。

提出書類に虚偽が見つかった

2つ目の理由として、提出書類に虚偽が見つかったケースが挙げられます。

就職活動の中で、つい見栄を張って話を盛ってしまうこともあるかもしれません。

ですが、採用の合否に関わるような重大な虚偽が見つかった場合、内定取消になる可能性があります。

例えば、大学名や職歴を偽ったり、その企業で必要な資格を持っていないなどの嘘は違法行為になります。

虚偽が発覚するケースとしては、卒業証明書や資格の証明書が求められたときや、ネット検索や告発などさまざまです。

虚偽もそうですが、学生がその他の犯罪を犯した場合も内定取消されます。

たとえ入社できたとしても、入社後に発覚したら退社という形になります。

社会からの信用を失うので絶対にやめましょう!

見栄を張りたい気持ちは分かりますが、ありのままの自分で勝負することが大切です。

SNSで不適切な内容の投稿をした

3つ目はSNSで不適切な内容の投稿をしたケースが挙げられます。

近年、アルバイトが職場で不適切な行動をし、それをSNSで投稿をし、解雇、さらに営業停止といった事態を招くニュースをよく耳にします。

実はこのようなSNSの不適切投稿が理由の内定取消は、就活の中でも起こり得ることなのです。

実際にSNS上で不適切な発言をしたことで内定を取消された事例も存在します。

なぜSNSに投稿したことがバレてしまうのでしょうか?

なぜなら、SNSの影響力がとても大きくなってきている今、SNSをチェックしている企業が増え続けているからなのです。

採用活動期間に限らず内定承諾後もチェックしている企業も少なくありません。

本人はなんとなく投稿した「つもり」でも、それで人生が変わってしまう危険性があります。

日頃から発言や投稿には十分注意してください!

会社の経営状況が大きく傾いた

3つ目の理由として、会社の経営状況が大きく傾いたケースが挙げられます。

これは今までに挙げたケースと違い、企業側の都合で内定が取消される場合です。

不況や経営状況が大きく傾いてしまったことにより、現在働いている社員を解雇しないために、内定取消せざるを得ない状況のときなどです。

これを整理解雇といい、以下の4つの要件を満たせば解雇が認められます。

整理解雇の4要件は整理解雇をする場合に適用されるものですが、過去の判例によると、企業都合による内定取り消しの場合にも適用されると考えられます。

整理解雇の4要件
①人員削減の必要性
安易な解雇ではなく、企業経営上解雇せざるを得ない十分な必要性があること。②解雇を回避する努力義務
他の手段によって解雇回避のために努力し、解雇は最終手段であること。(他の手段・・ 新規採用の停止、昇給停止、時間外労働削減、一時帰休の実施、配転・出向、希望退職の募集など)③被解雇者選定の合理性
解雇するための人生が合理的で公平であること。④解雇手続きの妥当性
労働者や労働組合からの理解が得られるように、解雇理由を誠実に説明し協議を行っていること。(説明・協議、理解を得るための手順を踏んでいない整理解雇は、他の要件を満たす場合であっても無効とされるケースも多い)

以上の4つの要件を満たさない場合、不当解雇となります。決して安易にできるものではないため、内定取消はほとんどないと考えられます。

もし企業側の都合で内定取消され、要件を満たしているか判断できない場合は弁護士に相談するのも1つの方法です。

満たしていない場合は、内定取消の撤回や、損害賠償の請求ができたりすることもあります。

残りの学生生活を有意義に過ごすためには?

就職活動のストレスから解放され、残りの学生生活をダラダラ過ごしているという方も多いのではないでしょうか?

もちろん息抜きは必要です。

ですが、時間がたっぷりあるのは学生の特権でもあります!

社会人になると自分のために使う時間が限られてしまい、やりたいことも思うようにできません。

貴重な学生生活も残り数ヶ月。

残りの学生生活、有意義な時間を過ごしたくありませんか?

そんなあなたに、残りの学生生活を有意義にするための過ごし方を紹介します。

無駄な時間を過ごすのを避けるために、まずは時間の使い方を決めましょう。

資格取得でスキルや知識を身につける

1つ目の過ごし方は、将来に役立つ資格取得でスキルや知識を身に付けておくことです。

資格を取るには時間がかかりそう...

と思っていませんか?

実はそんなことありません!

数ヶ月しっかり勉強すれば取得できる資格はたくさんあるのです。

入社する企業で活用できそうな資格を取得したりするのもいいですね。

では、就職後に活用できそうな資格はどんなものがあるのでしょうか?

需要があると言われている資格の中で、おすすめの資格3選を紹介したいと思います。

これから紹介する資格は、数ヶ月で取得できるものに限定してご紹介します。

以下を参考にし、残りの学生生活であなたも資格取得を目指してみてはどうですか?

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS) <難易度 ★☆☆>
Excel、Word、PowerPointといったマイクロソフトオフィスのスキルを証明できる資格です。
種類がたくさんあり、その種類ごとに試験があります。
どの職種でも利用率の高い、ExcelやWordから取得するのがおすすめです。
初心者でも比較的取得しやすいので、挑戦しやすいでしょう。
日商簿記 <難易度 ★★☆>
日商簿記では会計や経理で役立つ知識やスキルを身につけることができます。
数字に強くなれるビジネススキルなので、業種や職種を問わず取得を推奨する企業も多いです。日商簿記は3~1級がありますが、実際に業務に役立つのは2級以上とされています。
宅地建物取引士 <難易度 ★★★>
不動産企業が行う建物の売買や賃貸借の契約などを、法律に基づいて行うための国家資格です。
難易度が高く、初心者が独学で学ぶのは難しく通信講座などを利用する必要があります。ですが、毎年受験者が多く人気な資格であり、一度取得すれば生涯役に立つ資格と言えます!

読書の習慣をつける

2つ目の過ごし方は読書の習慣をつけることです。

社会的に成功している方のほとんどが習慣的に読書をしていることを知っていますか?

読書は、教養や知識を増やすためにはとても効果的です。

さらに社会人は学生時代よりも文字を読む量が増えると思います。学生のうちから文字を読む習慣をつけておくと後々苦労しません。

時間のある学生のうちに様々な本を読んでみましょう。

普段読まないジャンルの本を読むことで新たな発見があります。

また、興味が広がることで考え方や行動も洗練されるので、より有意義な学生生活を過ごすことも期待できます。

何の本を読んだらいいか分からない...

というあなたに見てほしいサイトがこちらです。

他にも「入社前 読書」などで調べるとたくさんでてくるので、どの本を読んだらいいか迷っている方は調べてみてください。

専攻に関係のない授業も受けてみる

2つ目の過ごし方は、専攻に関係のない授業も受けてみることです。

大学では自分が選んだ必須科目以外の授業も履修できます。興味がある科目や、これから役に立ちそうな科目があれば履修してみるとよいでしょう。

社会人になってしまうと、興味のある分野を勉強できる機会はほとんどありません。

好きなことを好きな時間に好きなだけ学べるのは、はっきりいって今しかないのです!

また、大学4年生にもなると大学に行く回数が大幅に減ります。

そのため、「学費がもったいない」と思う方もいると思います。

しかし、授業を受けることで、そのように感じることも無くなるはずです。

学費を無駄にしないためにも、興味がある科目を見つけたらぜひ履修してみてください。

旅行に行く

4つ目の過ごし方は旅行に行くことです。

社会人になると長期休みを取ることが難しく、なかなか長期の旅行に行けなくなります。

4年生になると授業もほとんどなく、時間が確保しやすいです。さらに平日は休日よりも値段が安く、お得に行けるというメリットもあります。

時間がある今、思い切って長期の旅行に行くのはとてもおすすめです!

旅行は楽しいだけでなく、非日常を体験することで新しい価値観に触れることができ、視野を広げるきっかけにもなります。

趣味に時間を使う

5つ目の過ごし方は趣味に時間を使うことです。

今まで就活で思う存分遊べなかった分、趣味にたっぷり時間を使うのも大切です。

趣味を楽しむことは、就活で溜まったストレスの発散にもなります。

また、身も心もリフレッシュすることができるので、疲労回復にも役立つのです。

趣味がないという人は、ぜひこれを機に新しい趣味を見つけることをおすすめします。

なぜなら社会人になってからも、ストレス発散やリフレッシュする手段として趣味は大切だからです。

体を動かすとストレス発散になったり、自然に触れると心が浄化されるなど、趣味の分野によってメリットは違ってきます。

インドアでも、アウトドアでも、どんな分野でもいいので趣味を1つ作ってみてください!

例えば

インドアな趣味を作りたい方

  • 映画鑑賞、サウナ、DIY、料理やお菓子作りなど

アウトドアな趣味を作りたい方

  • キャンプ、旅行、食べ歩き、登山、バイク、ゴルフなど

その他にもたくさんあります!

何を始めたらいいか迷っている方は挑戦しやすそうなものから始めて、自分に合った趣味を見つけてみてください。

まとめ:どんな意思決定をしても企業へ感謝の気持ちを忘れない

いかがでしたか?

内定をもらったあとの流れは人それぞれ違うので、自分の意思決定に合わせて参考にしてください。

大切なことはどんな意思決定をするにしても、企業側に感謝の気持ちを忘れずに誠実な対応をすることです。

また、就活が終わってから就職するまでの期間はとても自由で貴重な時間です。

この時間をいかに有意義に過ごすかが重要になってきます。

就活から解放されて安心しきらず、羽目を外しすぎないように注意してください。

羽目を外しすぎると、内定が取消になる場合があることはしっかり頭に入れておく必要があります。

また、SNSでの不適切な内容の投稿は要注意です!

普段からSNSを利用している分、特に気をつけましょう。

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