就職活動で必要なものはいろいろありますが、まず準備するものといえば、スーツと就活用バッグですよね。
「たくさんあってどのような基準で選んだらよいかわからない……」
確実に使うものなのに、このように悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
そんなあなたに、今回は就活用バッグを選ぶ時のポイントと、実際に面接で使うときの注意点をお伝えします。
簡単に読める内容ですので、ぜひ参考にしてみてください!
就活バッグで押さえるべきポイント:デザイン編
就活バッグの選び方で大切なのは、デザインと機能性です。
いきなりこういわれても、具体的にどう選んだらよいかわからないですよね。
そのため、まずはデザインに焦点を当てて選び方を解説していきます。
以下の3つのポイントを全て満たすような就活バッグを選びましょう!
シンプルでビジネス向きなものを選ぼう
就活用バッグのデザインは、ビジネスシーンに馴染むようなシンプルなものを選ぶようにしましょう。
派手なものや、大きくブランドロゴが入ったものは避けるべきです。
また形は、男性は手提げタイプ、女性は肩かけタイプが一般的です。
カジュアルな印象を持たれてしまうリュックサックは、業界によってはNGになるので控えたほうがよいでしょう。
就活のときは基本的にスーツを着用していますよね。
それに合わせて、必然的にバッグもフォーマルな雰囲気が求められます。
スーツと合わせても違和感のないような、シンプルなデザインのものにしましょうね。
色は黒か焦げ茶で真面目な印象に
次は色についてです。
先ほども言ったように、スーツと合わせるためにフォーマルな雰囲気が出るような黒か焦げ茶を選びましょう。
黒はフォーマルな雰囲気だけでなく、堅実で真面目な印象も与えることができます。
また焦げ茶は、上品でありつつスタイリッシュな印象を与えてくれます。
どちらの印象もよいのですが、どの色を買うか迷ったらとりあえず黒のバッグを買っておけば間違いはありません。
スーツの色に合わせて濃紺でも大丈夫ですが、ビジネスに馴染むような常識的な範囲の色にしましょうね。
素材は丈夫でカジュアル過ぎないもの
最後に素材についてです。
意外と見落としてしまいますが、バッグの雰囲気と耐久性は素材で決まります。
まず雰囲気です。
例えばキャンバス素材のような生地感のあるバッグだと、少しカジュアルな印象を与える可能性があります。
必ずしも本革である必要はありませんが、上品さを演出するためにも、せめて一部合皮を使用したバッグを選ばれる方がよいでしょう。
次に耐久性です。
耐久性を求めるなら、ポリエステルやナイロンの素材がおすすめ。
これらは軽くて丈夫なので、パソコンや書類などをたくさん入れても安心です。
また、できれば表面だけでなく取っ手部分も気にしましょう。
まだまだオフラインでの説明会も多く、出向く機会もたくさんあります。
持ち運んで疲れないかどうかも考慮するとよいですよ。
就活バッグで押さえるべきポイント:機能編
就活バッグ選びでもう一つ重要なのが機能性。
でも、いろんな機能を備えたバッグが多くて選びきれないですよね。
今回は、たくさんある機能の中から特に必要なものを3つ紹介します。
購入時に確認するようにしましょう!
自立するか
就活をしていると、会社説明会や面接でバッグを床に置くことが多くなります。
そのときに自立しないバッグだと、倒れて汚れてしまううえに、見栄えもよくないですよね。
しっかり自立するものを選べば、面接時にコートを床に置かなければいけない場面でも役に立ちます。
普段のバッグでは考えないことですが、就活用バッグを選ぶ際にはかなり重要な条件なので、確認しましょう。
A4サイズが収納できるか
この条件も「自立するか」と同じようにとても重要です。
就活中は、会社のパンフレットなどの資料や書類を配られることが多くなります。
それらの資料はA4サイズのものが多いので、折らずに余裕を持って収納できるようなサイズを選びましょう。
また、容量も大切です。
就活中は書類をはじめ、飲みものや手帳、ペンケースなど、どうしても持ち運ぶものが多くなってしまいますよね。
それらの持ち物が入るように、しっかりものが入る容量のバッグを選ぶことをおすすめします。
小物が収納できるように、きちんと仕切られたポケットがあるとより便利ですよ!
撥水加工があるか
これはマストな条件ではないですが、就活用バッグにあると便利な機能です。
撥水加工されたバッグには以下のようなものがあります。
・撥水ナイロンを使ったもの
・ポリウレタンコーティングされたもの
・止水ファスナーを採用したもの
就活中は、パソコンや履歴書といった大事なものを持ち運ぶことが増えます。
雨の日にこれらのものが濡れてしまったら困りますよね。
突然の雨にも負けないように、細かいことですが確認しておきましょう!
もし撥水加工がなかったら、防水スプレーなどを使うのもおすすめですよ。
面接の際の注意点!
ここまで、就活用バッグの選び方を紹介してきました。
これらの条件を満たしたバッグを購入できたら、実際に面接のときにどのように使うかも予習しておきましょう!
バッグの置き方一つで面接に落ちることはないですが、当日慌てないように覚えておいて損はないですよ。
基本的な持ち方
まずは、よい印象を与えられる基本的な持ち方を男女別で紹介します。
まず男性は、肩かけのショルダーがついていても外すようにしましょう。
バッグは手で持ったほうが礼儀正しい印象を持たれやすいですよ。
一方で女性は、男性と違って肩かけタイプのバッグが一般的です。
ですので、肩にかけたままお辞儀をすることが多くなります。
その際に肩からバッグが落ちてしまわないように、持ち手を押さえながらお辞儀をすると礼儀正しい印象になります。
どちらも簡単なことなので、就活用バッグを買ったら、練習してみてくださいね !
バッグの正しい置き方
持ち方を学んだら、面接の際にどこに置くべきかも一緒に覚えましょう。
一般的な面接の流れとともに説明していきます。
<面接の流れ>
①面接部屋についたら3回ノックする
②「入ってください!」と言われたら、「失礼します!」と言って部屋に入る。
③席の横まで歩いていく(扉から近い位置に立つ)
④面接官から「どうぞ」と言われる
⑤「失礼します」と言って一礼する
⑥バッグを置いて座る
⑥でバッグを置く位置は、座る前に立っていた側に立てて置きましょう。
椅子の近くに置き、荷物が広がりすぎないよう意識したほうがよいですね。
このときに自立しないタイプだともたついてしまいます。
面接の流れとともにイメージできましたか?
本番でも同じような流れでできるように、覚えておきましょう!
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まとめ
今回の記事では、就活用バッグの選び方と面接での使い方をお伝えしました。
選び方で重要なのは、デザインと機能性です。
デザインは、シンプルさと色、素材の3点を確認して選びましょう。
また機能性は、自立するか、A4サイズが入るか、撥水加工があるかの3つのポイントがありましたね。
これらのポイントを考慮して選べば、忙しい就活にも耐えられて使いやすいバッグを見つけることができますよ!
一緒に紹介した面接の際の注意点も、バッグを購入したあとに練習してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。