選考の最終面接を終え、結果を待っているときって、とても緊張しますよね。
多くの企業は内定通知を電話でおこなうので、電話が来たら、とっさにうまく対応をしなければなりません。
結果が気になるのはもちろんですが、
このように、その連絡に対しての対応も不安になってしまいますよね。
今回は、内定通知の電話の対応方法を紹介します。
パターン別の例文も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
内定通知の電話に出るときに注意すべき3つこと
内定通知の連絡は、「〜日後までに連絡しますね」と連絡をされても、時間までは指定されないですよね。
ですので、いつかかってきても大丈夫なように、この3つは注意しておきましょう!
静かな場所で出る
内定の通知は、あなたにとっても企業にとっても、大切な連絡です。
周りが騒がしい場所で電話を取ってしまうと、企業の方にも失礼になってしまいます。
必ず周りに人がいないような、静かな場所で電話に出てください。
もしすぐに静かな場所に移動できない場合は、「静かな場所に移動しますので、少々お待ちください。」と伝えて移動しましょう。
編集部
このようにならないためにも、静かな場所で出るようにしてくださいね。
メモとペンを用意する
出先だったとしても、すぐにメモが取れるようにメモ用紙とペンは用意しておきましょう。
多くの場合、内定の通知とともに今後のスケジュールが伝えられます。スケジュールと一緒に、いつまでに承諾の連絡をしてほしいという期限も告げられるでしょう。
大切な情報なので、必ずメモを取ってくださいね。
大切なポイントは復唱する
内定の通知とともに今後のスケジュールや連絡先などを伝えられた場合は、復唱を意識しましょう。
何か聞き間違えてしまうと、後々大きなすれ違いになるかもしれません。
お互いの認識をすり合わせるためにも、復唱をしてくださいね。
【パターン別】内定通知の電話に対する受け答え方をご紹介!
次に、実際に電話を受けたときに、どのように対応すべきかを例文とともに紹介します。
- 内定を承諾する
- 内定を保留する
- 内定を辞退する
ここでは、この3パターンを紹介します!
内定を承諾する場合
その場で内定を承諾する場合は、
- 内定に対する感謝
- 内定に対する感謝
- 入社の意気込み
- 今後のスケジュール確認
この3つを答えましょう。
素直にその企業の内定を承諾して、入社への準備を進める流れになるので、1番スムーズに進むでしょう。
内定をもらえてうれしい気持ちをそのまま伝えてくださいね。
内定をいただけるとのこと、誠にありがとうございます。
ぜひ、御社に入社したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。今後のスケジュールや、やっておくべき点について教えていただけますでしょうか?
ご連絡、ありがとうございます。
ぜひ御社に入社したいと考えております。入社日までにしっかりと準備をし、早くから活躍できるようにしたいです。
今後はどのような流れで進めていけばよいでしょうか?
内定を保留する場合
何かしらの理由で、すぐに電話口で承諾できない場合もありますよね。
そんなときは、内定を保留してもらえないかを相談しましょう。
その際には
- 内定に対する感謝
- 保留にしてほしい理由
- 期限
この3つを伝えてください。
特に、最後の「期限」は大切です。
企業もいつまでも待ってくれるわけではないので、だいたい1週間から2週間くらいで決断できるとよいでしょう。
内定のご連絡をいただき、ありがとうございます。
すぐにでもお返事したいのですが、家族とも相談したうえで最終的な判断をしたいと考えています。大変申し訳ございませんが、◯月◯日までお待ちいただくことは可能でしょうか。私から△△様にお電話を差し上げます。
内定のご連絡をいただきありがとうございます。
すぐにでもお返事するべきなのですが、最終面接を受けて結果待ちの企業が2社ございまして、結果が出てから判断させていただきたいと考えています。
大変勝手なお願いなのですが、〇月〇日まで返事を待っていただけませんでしょうか。
内定を辞退したい場合
内定通知の電話口で辞退することはあまりないと思うので、ここでは保留にしたあとに辞退する場合の例文を紹介します。
辞退の場合は、
- 内定連絡に対する感謝
- 辞退の意思と理由
- 謝罪(感謝)
この3つを伝えてください。
どのような理由であっても、辞退の理由は正直に伝えましょう。「悩んだ結果、他の企業に決めた」という旨を伝えれば、人事の方も納得するはずですよ。
先日はご連絡、ありがとうございました。
せっかく内定のご連絡をいただいたのですが、今回は御社への入社を辞退させていただきたく、ご連絡させていただきました。深く考えさせていただきました結果、他で内定をいただいた企業のほうがより自分にあっているという結論に至ったからです。
せっかくお時間をとっていただきましたのに、ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。
先日は内定のご連絡をいただきありがとうございました。大変勝手ながら御社への入社を辞退させていただきたくお電話を差し上げました。貴重なお時間を割いて選考していただいたにもかかわらず、このような返事になってしまい大変申し訳ありません。
御社は私にとって魅力的な企業で大変迷ったのですが、他企業の内定を承諾することに決めました。せっかく評価を頂いたにもかかわらず、大変ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。失礼いたします。
内定通知の電話に出られなかったときはどうしたらよい?
準備をしていても、タイミングの問題で電話に出られないこともありますよね。
しかし、出られなかったからといって、何か悪い印象になることはありません。
以下の方法で、落ちついて対応しましょうね。
電話番号がわかる場合はかけ直す
履歴から電話番号がわかる場合は、そのまま折り返しましょう。
かかってきたあと、すぐにかけ直すことができればつながる可能性が高いですが、時間が空いてしまうと、人事の方の都合でつながらない場合もあります。
そのときは、担当の方の都合がよい時間を聞いて、またあらためてかけ直してください。
また、もし電話に気がついたのが業務時間外だったら、翌日にかけ直しましょう。
時間帯は、業務直後や業務終了間際は避けて、10時〜11時、14〜16時くらいがおすすめです。
電話をする際は、一言目に「◯◯大学の(名前)です。先ほど(先日)お電話をいただいておりましたので、折り返しのご連絡をさせていただきました。」と伝えてくださいね。
電話番号がわからない場合は待ってみる
企業によっては、結果の通知を非通知でおこなう場合があります。
理由としては、不合格だったときに学生側から理由を詳しく聞かれないようにするためのようです。
非通知の場合はかけ直すことができないので、また企業からかかってくるのを待つしかありません。
一度出られなかっただけで不合格になることはないので、気長に待ちましょう。
まとめ:内定通知の電話は、例文を参考に落ち着いて回答しよう!
今回は、内定通知の電話について、注意すべきことや電話対応の仕方を紹介しました。
せっかく内定を貰えたのに、この電話での対応で印象が下がってしまったらもったいないですよね。
静かな場所で落ち着いて対応するということを心がけて、丁寧に受け答えしましょう。
そして、電話が終わったら、思いっきり自分を褒めて喜びましょう!
あなたが志望する企業から、内定の連絡が来ることを願っております。