このように思った経験があるのではないでしょうか。
私も何度も思ったことがありますし、面接後は結果が来るまで不安ですよね。
選考の結果が来たと思い確認したら、
「慎重に検討をさせて頂きましたが、誠に残念ながら、今回は貴意に添いかねる結果となりました。」というお祈りメール。
ですが、自分がなぜ落とされたのかまで企業は教えてくれません。
落ちた理由がわからないまま、別の面接を受けるのはつらいですよね。
- あれって不合格フラグなのかな?
- 受かる人と受からない人の違いって何?
- そして、面接では何を見られていたの?
この記事ではみなさんが疑問に感じる、これらのことについてお伝えしていきます。
そんな人に向けて、メンタルの切り替え方もご紹介します。
こんなときって面接で落ちている?
みなさんが「面接ダメだった……」と思うであろう3パターンについて、本当に落ちたのかどうかご紹介します。
面接時間が予定より短かった
まず1つ目は、面接が予定時間より早く終わった場合です。
「30分って言われていたのに20分で終わってしまった」
このような経験がある人もいるのではないでしょうか。
残念ながら、予定時間より短かった場合は不合格の可能性があります。
みなさんも、興味がある人とはたくさん話したいと思いますが、興味のない人とはあまり話したくないと思うのではないでしょうか。
面接も同じで、不合格にしようと思う学生とは早く終わらせたいというのが面接官の心理です。
逆に面接時間が予定時間よりも長かった場合はあなたに興味を持ってもらえている可能性があるので、合格の可能性ありということですね。
しかし、1時間と言われていて面接の時間が2時間になったにもかかわらず、お祈りメール(不合格のメール)が来たこともありました。
ですので、時間の長さだけでは合格か不合格かを決められないのです。
面接で「第1志望です」と言わなかった
面接では第1志望ではない企業の面接も受けますよね。
しかし、多くの企業で「うちへの志望度はどれくらいなの?」と質問されます。
企業もできるだけ志望度の高い学生を採用したいと考えているので、面接官としては当然気になることです。
では、正直に第1志望ではないと伝えた場合は、やはり落とされてしまうのでしょうか。
結論、「第1志望です」と言えなくてもそれだけで落とされることはありません。
落とされるのは嘘をついたときです。
第2志望なのに第1志望と伝えると、「嘘をついたな」と面接官にバレて信用を失い、落とされることがあります。
第1志望ではないなら「第2志望です」と正直に伝えましょう。
大切なのは「第1志望です」と言うことではなく、正直に伝えることです。
面接官の反応が薄かった
自分が話した内容に対して、「ふ〜ん」と反応が薄かったり、深く質問されなかったりすることがあります。
私も、聞いているのかわからない態度や、面接官と目も合わず窓を見ながら聞かれた経験がありました。
一生懸命話しているにも関わらず、そのように薄い反応をされると精神的にきついですし、
と考えてしまいますよね。
面接官の反応が薄い場合、落とされてしまうのでしょうか。
反応が薄かったからといって、それだけで落ちたと判断することはできません。
もちろん、興味がないため反応が薄い場合もあります。
しかし、面接官の性格がもともとそっけない性格である場合や、あえて反応が薄い性格を演じている場合もあります。
仕事をするときを想定して、反応が薄い顧客と接する際にどのように対応するかを見ている場合もあります。
面接官の反応によって縮こまることで評価が下がってしまう場合もあるので、相手の反応は気にしすぎずに堂々と話しましょう。
そうはいっても、一生懸命話しているのに反応が薄いとだんだん自信がなくなってきてしまいますよね。
相手の反応が気になってしまう人は、模擬面接を受けたり面接の場数を増やしたりしましょう。
そっけない反応の面接官を演じてもらうなどして、相手の反応に左右されないくらいまで話す練習をすれば、本番でも堂々と話せるようになります。
企業からの連絡が遅い
面接を受けると「〇週間以内に合否に関わらずご連絡をします」と言われます。
しかし、言われた期間待っても連絡が来ないことがありますよね。
不合格となった場合、連絡が来ないままということもあるようです。
私にもそのような経験がありました。
選考を受ける学生の数が多い企業では、不合格の学生全員に連絡するのも大変なのかもしれません。
しかし、受けているほうからすれば待っているのに永遠に連絡が来ないのはかなりきついですよね。
では、企業からの連絡が遅い場合は本当に不合格なのでしょうか。
必ず落ちているというわけではありません。
なぜなら、企業によって1週間ごとあるいは2週間ごとににまとめて合否連絡をする場合もあるから。
規模が大きい企業だと選考に受ける学生の数は1万人を超えることも。
(参考:シキホーMine)
面接のたびに一人一人連絡をするのは大変です。
そのため、1週間以内に連絡すると言われたとしても少し過ぎてしまう場合もあります。
とはいえ、指定された期間を過ぎている場合は迷惑メールのフォルダも含めてメールボックスや、着信がないかを確認してみてください。
それでもきていない場合は、企業へ連絡をしてみましょう。
面接に受かる人ができている9つのポイント
話している内容はそれほど違いがないのに、なぜか受かる人と落ちる人がいます。
その違いは何か。
それは、ここからご紹介する9つのポイントが実践できているかできていないかかもしれません。
9つのポイントが実践できるだけで、話す内容は同じでも内定に近づきますよ。
表情や身だしなみ
まず、表情や身だしなみから確認していきましょう。
面接官がまず確認するのは、目で見てわかる情報。
メラビアンの法則という言葉を聞いたことはありますか?
(参考:コトバンク)
人の印象は見たもの6割、聞いたもの3割、つまりその人の印象は9割見た目と話し方で決まってしまうという法則です。
特に外見や表情などの見た目で6割の印象が決まってしまうと考えると、いかに見た目が大事かがわかりますよね。
最初についた印象を短時間でくつがえすのは簡単ではありません。
友人関係であれば時間をかけて関係を築いていくこともできますが、面接では短い時間で合否が決まってしまいます。
逆に、最初に好印象を持ってもらうことができれば面接も有利に進めることができるわけです。
では見た目で気をつけるポイントは何か2つご紹介します。
①清潔感がある
まず、服装が乱れていたり汚れていたりすると悪い印象を持たれます。
では、どのようなところを気をつければよいのでしょうか。
下に簡単にチェック項目を載せたので、すでにできているか確認してみてください。
- 寝癖がある場合は整える
- 髭を剃る
- シャツはアイロンをかける
- 糸くずやほつれを取り除く
- ボタンは下まで止める
- 靴を磨く
いかがでしょうか。
どれも難しいことではありませんよね。
就活は恋愛と同じとよく言われますが、身だしなみも同じではないでしょうか。
恋人に会いにいくとき、今お伝えしたチェック項目は必ずできていますよね。
就活は恋愛と同じ。
このように考えればチェックするまでもなく完璧にできるかもしれませんね。
面接に話を戻しますが、これらが守られていない人を初対面で見たら、「あれ?この人大丈夫かな?」と面接官は心配します。
面接だけではなく、社会人になってからも当たり前のマナーです。
②終始笑顔でいる
次に大事なことは面接が始まってから終わるまで、常に笑顔でいることです。
笑顔でいるといっても、ニコニコするというわけではありません。
少し口角をあげる程度で大丈夫です。
面接を受けるときはどうしても緊張してしまいますよね。
緊張していると、気付かないうちに顔がこわばっていることがあります。
面接官も学生が緊張していることはわかっているので、表情がかたいだけで落とされることはありません。
しかし、笑顔の人とこわばっている人では前者のほうが印象はよくなりますよね。
少し口角を上げると意識するだけでだいぶ面接官からの印象もよくなるので、意識して臨みましょう。
面接での受け答え
面接で受け答えするときには何を意識すれば、面接官から好印象を持ってもらえるでしょうか。
話し方や、質問に答える際に意識を少し変えるだけでも、好印象を持ってもらうことができますよ。
ぜひ実践してみてください。
③ハキハキと話す
同じ内容を話しているとして、ハキハキと話している人と、ボソボソ話している人ではどちらが好印象を持てますか。
ハキハキ話している人のほうが印象はよいですよね。
面接でも声や話し方は重視されます。
ボソボソと話していると印象も良くないですし、せっかく考えて話している内容も伝えることができません。
面接官に好印象を持ってもらうためにも、自分の考えていることを面接官に伝えるためにもハキハキと話すようにしましょう。
面接をあまり経験していないうちは、堂々と話すことができないという人もいますよね。
私も最初は自信なさげに話していたのですが、面接を受けていくうちに段々堂々と話せるようになっていきました。
慣れも必要な場合があります。
模擬面接を受けたり、志望度があまり高くない企業の面接を受けたりして慣れていきましょう。
④質問の意図を汲み取る
質問の意図を汲み取ることも大事なポイントです。
意図とずれた回答をすると、コミュニケーション能力がないと思われてしまいます。
例えば面接でよく聞かれる「挫折経験はありますか?」という質問。
- 浪人をした
- 単位を落とした
- 部活で1回戦負けをした
このように、経験の中身はなんでもよいのです。
面接官が聞きたいのは挫折経験とその経験をどう乗り越えたか。
面接官のなかには、「それをどう乗り越えましたか?」と聞いてくれる面接官もいますが、聞いてくれないと思ったほうがよいでしょう。
聞いてくれない場合は、面接官が知りたいことを伝えないまま面接を終えることになり、内定をもらうことができません。
面接官がなぜその質問をしているのか、質問の意図を汲み取るようにしましょう。
⑤答えにくい質問でも答えようとする
志望動機や自己PRのように定番の質問もあれば、
「あなたを色に例えると何色ですか?」
「無人島に1つだけ持っていけるとしたら何を持っていきますか?」
のように想定していないことを聞かれることもあります。
これはあなたの頭の回転の速さなどを見ています。
すぐに回答できればもちろん評価されます。
しかし、すぐにパッと思いつかないこともあるでしょう。
そこでも諦めずになんとか答えようとしているだけでも、好印象を持たれます。
回答の内容も大事ですが、諦めずになんとか答えようとする姿勢も大切ということです。
答えにくい質問のなかには、
「恋人いるの?」
「どんな家族構成なの?」
といった人によって答えにくい質問はあるでしょう。
このような質問をされたときは、「これは今後の業務に関係あるでしょうか」と質問したり、「プライベートのことなのでお答えをしたくありません」と回答したりしても問題ありません。
⑥話の長さがちょうどよい
質問に対する回答が長いのもNG。
簡潔にまとめる力がなく、論理的に話ができないと判断されてしまいます。
書類選考は通るけど面接ではなぜか落ちてしまうという人は、このパターンかもしれません。
書くときは話の構成もわかりやすく伝えられる一方で、話すとなるとうまくまとめることができない人は意外と多いです。
いきなりできるようにはならないため、普段から端的にまとめて話す練習をしてみましょう。
結論から始めて、端的にまとめられている。
これだけでも面接官から好印象を持ってもらうことができます。
端的といっても一言で回答するのはNG。
短すぎると企業への興味があまりなく志望度が低いのかなと思われてしまいます。
社会人としてのマナー
続いて、社会人としてのマナーも面接官がチェックするポイントです。
面接官は「あなたと一緒に働きたいか」という視点で面接をします。
身だしなみや面接での受け答えはできていても、マナーが欠けていると「この学生は大丈夫かな……」となってしまいます。
逆に受かる学生はこれから紹介する3つのマナーができているので、もしできていないものがあれば今日からできるようにしましょう。
⑦時間を守る
まず時間を守りましょう。
面接の時間を過ぎるのはもちろんNGですし、日程の変更もよほどの事情がない限りしないように。
面接会場へ到着する目安は10分前。
これ以上早いと企業によっては迷惑になることもありますので、早く着きすぎないように注意が必要です。
最寄り駅には30分前に着くように家を出てください。
早く出ておけば電車が遅延したり、お手洗いに行きたくなったりしても焦らずにすみます。
最寄り駅に早めに着いた場合は、周りのカフェなどで心を落ち着かせるのもおすすめです。
それでも電車の遅延などで遅れてしまいそうな場合は、遅れてしまうことがわかった時点で企業へ連絡を。
すぐ連絡ができるように、面接を受ける企業の連絡先を携帯電話に登録しておくと焦らずにすみますよ。
また、最近はオンライン面接が増えてきましたよね。
オンラインだからこそ気をつけるべき点も。
指定された時間ぴったりに入室するのではなく、遅くても5分前には待機することをおすすめします。
面接官は指定された時間ちょうどに入室することもあれば、10分前に入室をしている場合もあるため、受ける側も早めに入室をしましょう。
対面でもオンラインでも指定された時間より少し早めに。
⑧挨拶を忘れない
挨拶はコミュニケーションの基本です。
という人も相手にあなたの挨拶は届いているでしょうか。
挨拶していても、相手が聞こえていなければ礼節を欠いていると思われてしまいます。
すでに面接ではハキハキと話すようにお伝えしました。
挨拶は特に意識して、面接官に伝わるようにはっきりと大きな声で言いましょう。
対面の場合は、面接官以外にも受付の人や通路で企業の社員と会います。
会う人全員に対して挨拶をしましょう。
⑨言葉遣いが丁寧
面接では言葉遣いも確認されています。
正しい敬語で話しましょう。
今まで敬語を意識して話す機会はほとんどなかったかもしれません。
学校の先生と話すときも、「です」「ます」をつけるくらいではありませんでしたか。
敬語を使い始めのときは、ぎこちなくなってしまうこともあります。
特に面接では緊張していることもあり、何を話しているのか自分でもわからなくなるかもしれません。
言葉遣いについても、場慣れが必要です。
なぜ落とされた?面接官が見ていたポイント
ここまで面接で合格する人の特徴を見てきました。
多くの企業では面接が複数回おこなわれますよね。
1次面接、2次面接、最終面接のように3回面接をおこなう企業が多いです。
なぜ、複数回面接をおこなうのでしょうか。
それは、いろいろな社員が見ることで
- 社風とのマッチ度合い
- 社員が一緒に働きたいと思うかこれらを確認するため。
これらを確認するため。
そして、それぞれの面接で面接官がチェックしているポイントは違います。
ここからはそれぞれの面接で見ているポイントをご紹介します。
「いつも1次面接は通るけど2次面接でよく落ちてしまう」
このように、同じ段階の面接で落ちてしまう人はご紹介するポイントがおさえられていたか確認してみてください。
企業によっては3回より多く面接を実施する企業や、面接が2回以下の場合もありますが、これから紹介するポイントは確実にチェックされているため、要確認ですよ。
1次面接はビジネスマナー
1次面接では、企業は短い時間で多くの学生と接する必要があります。
そのため、その学生がどのような学生なのかという深いところまでみられることはあまりないです。
また、面接官は現場で働く若手社員や、人事課の若手社員が担当することが多く、入社した場合、すぐに関わる可能性があります。
そのため、1次面接では短い時間のなかで一緒に働きたい、その後の面接を受けさせたいと思ってもらうことが重要です。
では、そのためにはどのようなことができていればよいのでしょうか。
それは、ビジネスマナーです。
ビジネスマナーとは、第一印象やコミュニケーション能力のことを指します。
第一印象は身だしなみや表情、コミュニケーション能力は大きな声でハキハキとした明確な受け答えができている、自分の意思が伝えられていることなどが挙げられます。
これってどこかで見たことある項目ではないですか?
面接で受かる人がやっている9つのポイントで紹介したことですよね。
つまり、1次面接は先ほどのポイントを守るだけで合格をもらえるのです。
決して難しいことではないですが、自分だけでは判断できなかったりできていないことに気付くのが難しい場合もあります。
友だちと模擬面接をして「声はちゃんと聞こえていた?」のように確認してみましょう。
2次面接はスキルや長所
2次面接では、あなたのスキルや長所が企業の求めている人物像とマッチしているかという、企業との相性を見られています。
2次面接の面接官は現場の責任者の社員が担当することが多いです。
面接官は現場の目線で、学生の長所などがどう活かされるのかを見ています。
つまり、質問されたことに対して自分の強みをアピールするだけではなく、働くうえでどのように活かすことができるのかまで伝えることが重要です。
どのように活かすかを答えるためには、企業分析を入念におこなう必要がありますよね。
1次面接を通ったとしても、あらためて企業分析を徹底しておこなっておきましょう。
企業でどのように活かすことができるのかを伝えているにもかかわらず、落ちているという人は自己アピールが弱いのかもしれません。
2次面接では1次面接よりも深く掘り下げた質問がされます。
自己分析が浅く自分自身の魅力や強みに気付けていないと、自己アピールをすることができませんよね。
もう一度自己分析などをして自分を客観視して、自分の強みや弱みを整理しておきましょう。
しかし、自分の魅力や強みは、自分ではなかなかわかりません。
そこで、家族や友人などあなたをよく知る人に、あなたの強みを聞いてみるのもおすすめですよ。
最終面接は将来ビジョン
最終面接を受ける人はすでに社会人としての基本的なマナーは身についている、企業とあなたの長所はマッチしていると認められています。
そして最終面接を受ける学生同士であまり差はありません。
ですので、企業は学生の志望度の高さで内定を出すかどうかを決めます。
志望度の高さを見るためによく聞かれる質問が、あなたの将来ビジョン。
将来ビジョンとはあなたが企業で働き、どのように成長していきたいかという計画のこと。
「企業で働く計画が立てられているということは、就職して働く意欲がある」と考えられます。
「志望度が高くない企業のためにそこまで考えるのは無理でしょ。だからそこまで考えられているということは志望度が高いんだ」
と思ってもらえるわけですね。
もちろん、今から3年先、5年先のことは誰にもわかりませんし、将来の計画をゼロから考えるのは難しいですよね。
そこで、企業分析が役に立ちます。
企業には今後どのような方針で事業を進めるかという方針、企業のビジョンがあります。
- 今の事業をさらに対象を拡大していくのか
- 新しい事業を始めていくのか
- 何を中心に進めていくか
この方針からあなたがやりたいと思うことが一致していることをアピールしたり、どこで活躍したいかが言えると、高評価をもらえますよ。
企業ビジョンは、企業のホームページに書かれていることもありますし、会社説明会で話されることもあります。
しかし、場合によっては説明会では話されないことも。
その場合は、会社説明会で質問を受け付けてくれる時間に聞いたり、面接で逆質問(最後に何か質問ありますか?を聞かれる質問のこと)の時間に聞いたりしましょう。
企業のビジョンを会社説明会や面接の逆質問で聞く学生は志望度が高いと評価をされるので、一石二鳥ですね。
【面接に落ちた!】メンタルの切り替え方
ここまで面接で気をつけるべきポイントをご紹介してきました。
しかし、面接で落ちてしまうとなかなか前に進めないという人もいるのではないでしょうか。
頑張らないといけないと焦る一方で、体がついてこないなんてことも。
私も落ちたときはショックでしばらく無気力だったので、何かやろうとしているだけでも素晴らしいと思います。
しかし、就活を進めるうえではメンタルをうまく切り替えることも大事です。
つらいと思いながら就活を進めると受かる面接も受からなくなってしまいます。
そこで、面接で落ちてしまったときのメンタルの切り替える6つの方法をご紹介します。
ぜひ実践して、次の選考も頑張ってください。
好きなことをしてリフレッシュする
とりあえず思い切って、趣味や好きなことをして気持ちをリフレッシュしましょう。
メンタルが沈んだまま説明会や面接を受けても、よい結果はあまり出ません。
いったん就活から離れて、休息日を作るのがおすすめです。
リフレッシュすることで「また頑張ろう」と思えますよ。
家族や友人と話す
一人で悩んでいるとどんどん気持ちが沈んでしまう場合もあります。
そのときは、家族や友人といった、あなたが話しやすい人と話してみるのもおすすめです。
どうすればよいのかという答えは見つからないかもしれません。
しかし、話すだけでも気持ちが楽になるという経験はあるのではないでしょうか。
気持ちの整理にもなりますので、悩んだときやメンタルがきついときは誰かと話してみましょう。
自分を見つめ直す時間を作る
面接に落ちてしまうと「なんで落ちたんだろう」と思いつめてしまう場合がありますよね。
その場合は、気持ちに余裕がなくなっていたり視野が狭くなっていたりします。
そもそも何がしたいのか、なんのために就活をしているのかという原点に立ち返ってみましょう。
「〇〇の仕事がしたい」
「将来は〇〇ができたらいいな」
このような目的ややりたいことが見つかると、就活にも前向きな気持ちで臨むことができますよ。
企業と相性が悪かっただけと思う
面接で落ちてしまった理由はいろいろと考えられます。
だからこそ、企業と相性が悪かっただけだと思うことも大事です。
このように割り切ると気持ちが楽になりますよ。
あなたに非がなくても社風と合わなかったり、求めているスキルとは違っている場合は落とされることがあります。
長期インターンで営業で賞をとるくらい優秀な人でも性格が体育会系なら、穏やかな雰囲気の会社では社風が合わないと判断されかねないですよね。
その場合は優秀でも落とされる可能性はあります。
優秀かどうかだけではなく、企業と相性が悪いだけでも落とされることも。
「相性が悪かった」
このように割り切ることも大事です。
よい練習だったと切り替える
よい練習だったと切り替えることで気持ちが楽になる場合もあります。
面接は慣れが大事です。
模擬面接でも練習はできますが、本番の雰囲気は独特なものがあります。
だからこそ、本命と思う企業の前にできるだけ本物の面接を受けておくことが大事なのです。
あなたが本命と思う企業は、それほどたくさんはないと思います。
それなら、今回落ちた企業はあくまで本命のための練習だと割り切ることができたら、気持ちも楽になりませんか。
企業は世の中にたくさんあります。
1つや2つ落ちても大丈夫。
今落ちた企業は、本命と思える企業から内定をもらう練習。
このように割り切りましょう。
プロに話を聞いてもらう
それなら、就活のプロに相談してみましょう。
就活のプロとは大学のキャリアセンター(就活支援課、就活課など)や民間の就職エージェントなどのことです。
相談できる人は意外と多くいます。
就活のやり方やエントリーシート、面接の受け答えはこれでよいのかなど、就活に関することはなんでも教えてくれますので、ぜひ頼ってみてください。
私も就活初期は手探りで進めていたのですが、なかなかうまくいきませんでした。
しかし、就職エージェントの方に相談することで何がいけなかったのかに気付くこともできました。
自分一人ではなく、周りにいる人や就職のプロに相談することで道が開けることもあります。
ぜひ頼ってみてください。
次こそ面接で落ちないためにやるべきこと
次受ける面接で合格するために何をすべきか、今日からできることを4つに絞ってお伝えします。
面接では受ける前の準備も大切です。
むしろ、準備でほとんど決まってしまうといっても過言ではないかもしれません。
これからお伝えすることを確実に実践すれば、合格は近づきます。
ぜひ実践してみてください。
受けた面接を振り返る
次の企業の選考の準備の前に、まず今まで受けた面接を振り返りましょう。
今までご紹介したポイントができていたかチェックして、何ができていて何ができていなかったのかを洗い出します。
落ちた原因がある程度わかれば、次に意識すべきポイントが見えてくるはず。
「意識することは見つかった。でもどう改善すればよいのかわからない。」
ぜひインターネットや本を探して読んでみてください。
調べればだいたいのことは出てくる世の中ですし、書店に行けば就活関連の本はたくさんあるのでぜひ探してみてください。
想定質問を掘り下げる
面接でよく聞かれる質問への回答の準備は必須です。
よく聞かれる質問もまとめておきますので、最低限これだけは回答を考えて話す練習をしておきましょう。
- 志望動機
- 自己PR
- 長所と短所
- 学生時代に頑張ったこと
また、面接の前にエントリーシートや履歴書を出している場合はその内容について深く質問される場合もあります。
枠の中に書ききれなかったこともあるのではないでしょうか。
それが面接で聞かれることです。
何を聞かれても大丈夫なように、エントリーシートに書いたことは整理しておきましょう。
企業研究をしっかりおこなう
選考を受けるときは企業研究を徹底しておきましょう。
面接では、どれだけ自分の強みや魅力と会社との接点を伝えられるかが重要です。
そのためには企業の事業や思いを知り、理解しておくことは必須です。
会社説明会で企業の概要を説明してくれています。しかし、その内容は企業のホームページに載っていることが多いです。
そのため、説明会に参加するときは事前にホームページを見ておくとよいでしょう。
と思う人もいるのでは。
事前にホームページを見ることで、
「ここはどういうことなんだろう?」
「今後どうしていくんだろう?」
といった、面接で話すポイントでお話ししたことを抜かりなく聞くことができるのです。
ですので、事前にホームページを確認しておきましょう。
模擬面接をおこなう
面接に慣れるためにも、練習を繰り返しおこないましょう。
すでにお伝えしましたが、内定をもらうためには話し方やマナー以外に「慣れ」も大事なポイントです。
模擬面接を何度もおこない、慣れることで当日緊張しづらくなったりよくある質問にはスムーズに回答できるようになります。
一緒に就活を頑張る友人とおこなうことで、お互いに刺激をもらうこともできモチベーションも上がるのでおすすめですよ。
まとめ:面接で落ちたとしても次につながる
いかがでしたか。
この記事では以下のことをご紹介しました。
- 面接で落ちたかもと思っても受かっていることやその逆もあること
- 面接ではフェーズごとにみられているポイントが違う
- 面接で落ちたときのメンタルの切り替え方
面接で落ちるという経験は誰もが通る道。
とはいえ、落ちるという経験はつらいですよね。
ですが、全ての企業から内定をもらうことがゴールではありません。
そう思える、本命の企業から内定をもらい自分のやりたいことを実現するために今就職活動をしているのではないでしょうか。
今はそのための土台づくりの期間。
あなたの努力はきっと結果につながるはず。