【就活】筆記試験を徹底解説!対策法と合格のポイントを教えます!

就活の選考では、筆記試験が実施される企業もあります。

「どんな問題が出るのだろう?」
「対策は何をしたらいいの?」

こんな風に気になる人も多いのではないでしょうか。

入りたい企業があっても、面接を受ける前の筆記試験で落とされてしまったら、非常にもったいないです。

ここでは、企業がおこなう筆記試験について徹底解説し、その対策法と合格のポイントをお伝えしていきます!

筆記試験対策を確実におこなって、行きたい企業から内定ゲットしましょう!

企業は何のために筆記試験を実施するのか?

なぜ企業は、就活生にSPIや玉手箱などの筆記試験を課すのでしょうか?

各種の筆記試験を設ける目的は、主に3つです。

目的①学力や適性で候補者を絞り込むため

大手企業や人気企業の募集には、毎年何千人と大量の応募者が集まります。その中から、企業は自社に合った人材を選定しなければなりません。

当然、企業も応募者の全員に面接をおこなうことは難しいので、筆記試験の点数をもって面接に進める人を絞り込みます。

そのため、筆記試験で合格点に達しない人は、その場で足切りされてしまうということです。

目的②面接の参考資料にするため

面接の参考資料として、筆記試験による人物評価がよく使われます。

基本的に人物評価は企業が定めた基準で判断されますが、面接官も人間なので、少なからず個人的な印象や評価が反映されてしまうことは避けられません。

その影響を少なくし、できるだけ客観的に人物を評価するために、応募者全員に筆記試験を課しているのです。

こちらは、主に「性格・職務適性検査」という名目で行われることが多いです。

就活における筆記試験の種類には何がある?


では、実際に就活における筆記試験にはどんなものがあるのでしょうか?
筆記試験の種類とその具体的な内容について、詳しく解説していきます。

SPI

さまざまな適性検査があるなかで、最も主流なのがSPIです。

SPIとはリクルートが提供している適性検査で、多くの企業で採用の際に用いられています。

受験方法によって、以下の4つに分類されます。
【1】 テストセンター・・・専用会場に行って受検する
【2】 WEBテスティング・・・自宅のパソコンで受検する
【3】インハウスCBT・・・企業の会議室などで受検する
【4】 ペーパーテスティング ・・・企業が用意した会場で受検する
受験方法は企業によって異なります。

受験方法だけでなく出題される問題も異なるので、企業によってどの実施方法なのかを把握しておくことが必要です。

では、実際にSPIではどんな問題が出題されるのでしょうか?

SPIは、適性テスト能力テストの2つに分類されます。

適性テストとは、性格を判断するテストです。 約200問の質問があり、それに対して「はい」か「いいえ」で答えていく形式です。

能力テストは、言語分野と非言語分野に分かれています。

言語分野では、基礎的な語彙力や文章の読解力が求められ、非言語分野では、基礎的な計算能力や論理的思考が求められます。

どちらも中学~高校1年レベルの問題がほとんどですが、問題数が多いのでスピードと正確さが問われます。

玉手箱

SPIを実施する企業が多いですが、SPIは対策問題集などが多くあるため、企業によっては玉手箱を使うというケースもあります。

玉手箱も、SPIと同様に「知的能力」「性格適性」を測定するWEBテストです。

玉手箱は、大きく4つのジャンルで構成されています。
【1】 計数問題・・・虫食い算や、図表使った問題
【2】 言語問題・・・文章を読み、設問文の正誤や主旨を選ぶ形式の問題
【3】 英語問題・・・英文を読み、設問文の正誤や主旨を選ぶ形式の問題
【4】 性格適性・・・行動特性、マネジメント適性、職務適性などを判定される問題
SPIと同様、玉手箱も短時間で多くの問題を解かなければならないので、練習が必要です。

TG-WEB

TG-WEBとは、WEBでおこなわれるテストで、SPIや玉手箱と同様に性格検査と能力検査に分かれています。
問題形式は、従来型と新型の2種類があり、それぞれに言語・計数・英語の3つの科目があるようです。

以下では、従来型と新型のそれぞれのポイントを科目ごとにまとめています。

【1】従来型

言語・・・文章読解の問題が出題されます。時間に対して問題数が多いため、あまり読み込み過ぎず素早く解いていくことがポイントです。

計数・・・図形・パズル形式と、推論形式の問題が出題されます。SPIなどで出題されない、比較的難しい問題なので注意が必要です。

英語・・・長文読解の問題が出題されます。大学受験などで課されるような、一般的な長文読解の問題としてイメージしてよいでしょう。

【2】新型

言語・・・従来型と比較して、語彙問題が多く出題されます。レベルとしてはそこまで難しくはありませんが、あらかじめ知識をインプットしておくとよいでしょう。

計数・・・図表の読み取りと四則逆算の問題が出題されます。問題自体の難易度はそこまで高くありませんが、短い時間で解く必要があるという点で、正確に素早く解くことが求められます。

英語・・・従来型と同様、長文問題が出題されます。それぞれの設問では、空所補充、語句の言い換え、内容一致などの問題があるようです。

従来型と新型では、難易度や出題される問題数に違いがあるため、受験する前にそれぞれの形式を把握しておきましょう。
また、思考力が問われる難しい問題が多いので、TG-WEB専用の対策をしておきましょう。

筆記試験の対策は何をしたらよい?


それでは、筆記試験に備えてどのような対策をおこなっていけばよいのでしょうか?

今回は、実際に先輩たちがおこなっていた対策方法を4つ紹介していきます。

対策①.過去問を解く

まずは、過去問を問いて慣れていきましょう。特に、SPIはある程度問題のパターンが決まっているので、過去問を解くことで回答方法がつかめてきます。

その際注意してほしいことが、過去問や問題集は何冊も用意するのではなく、1冊を徹底的にマスターするということです。

そうすることで自分の苦手分野がわかり、効率よく練習することができます。

対策②模擬試験をこなす

過去問で練習して、ある程度解き方がつかめてきたら、本番と同じような環境で模擬試験にチャレンジしましょう。

筆記試験は、いかに速く正確に問題を解けるかが重要なので、本番と同じ時間制限で模擬試験を受けましょう。

短い時間の中で、自分が確実に回答できる問題を見極めて、多くの問題を処理する感覚を養うことをおすすめします。

対策③大学のSPI対策講座を活用する

大学によっては、就活生向けにSPI対策講座を開催しています。基本的なガイダンスから問題演習、解説までを行っているので、SPIの基本的な対策に役立つでしょう。

ほとんどの場合、学内で受講できるため利便性が高く、また受講料金も大学から補助が出るケースがあるので、積極的に利用していきましょう。

対策④適性検査は正直に答える

適性検査では自分を偽って答えたり、企業の求める像に合わせて答えたりするのはやめておきましょう。

仮に合格して面接に進めたとしても、面接の場であまりにも印象に差があると、不信感を抱かれてしまいます。「よい印象を与えよう」といった考えは捨てて、設問には正直に答えることをおすすめします。

また適性検査の質問数は非常に多いので、1つの質問で立ち止まらず、素早く進めていくことも意識しておきましょう。

ちなみに、適性検査についての詳しい内容は、こちらの記事を参照ください。

試験当日は何をしたらよい?

対策をばっちりしたら、あとは本番で実力を出すのみです。本番で焦らないために、事前準備はしっかりとしておきましょう。

「試験にはどういう服で行ったらよい?」
「当日急に体調が悪くなってしまったらどうしよう・・・」

このような悩みがないように、当日に注意すべきことをまとめました。

持ち物・服装編

持ち物は、最低限以下のものを準備しておきましょう。会場によって必要なものも違うので、案内メールなどをしっかりと確認しておくことが重要です。

最低限必要な持ち物はこちらです。

・筆記用具(鉛筆も)
・時計
・スマートフォン

また、試験会場で受験する場合、どのような服装で行くのがよいか気になる人も多いでしょう。

筆記試験当日の服装について、筆記試験を受けた先輩たちに聞いたところ、スーツを着ていった人が85.6%と最も多い結果になりました。

テストセンターの場合、特に服装の指定はないようですが、迷ったらスーツで行く方が無難です。

出典:リクナビ

遅刻・欠席編

試験当日は、開始時間よりも余裕をもって到着するに越したことはありません。

もし万が一、電車の遅延や体調不良、寝坊、道に迷ったなどの理由で開始時刻に遅れたり、欠席したりする場合は、わかった時点で連絡を入れましょう。

案内のメールなどに記載されている担当者や部署宛てに電話をして、名前と受検予定の試験の開始時刻や会場、遅刻・欠席の理由を端的に伝えましょう。

会場に到着したら、遅れてしまったことをお詫びすると誠意が伝わります。

筆記試験対策はいつから始めたらよい?

筆記試験の対策はいつから始めたらよいのでしょうか?

まずは、自分の志望する企業の採用スケジュールを把握して計画を立てましょう。一般的には、就活を始める直前の1月~3月が多いようです。

SPI対策を始める時期としては最低でも1カ月前から始めるようにしましょう。つい後回しにしてしまうSPI対策ですが、選考が近づけば近づくほど忙しくなり、焦りも出てきます。

時間に余裕がある時期に余裕をもって対策を進めていくことをおすすめします。

実際、どのくらいの企業が筆記試験を実施しているの?

まだ、志望業界や業種が絞れていない学生は、実際どのくらいの企業が選考で筆記試験を課しているのか気になると思います。

実際に筆記試験ありの求人は全体の51%と、約半数の求人で筆記試験を選考に取り入れていることがわかりました。

出典:doda

職種別に見てみると、筆記試験が最も多い職種は「技術系(機械/電気)」(66%)、次いで「技術系(化学/食品)」(63%)と、製造業(メーカー)の技術職は筆記試験が多いようです。

一方、最も筆記試験が少ない職種は「クリエイティブ系」(38%)、次に「医療系専門職」(39%)が少ないようです。

これらの職種は、選考時に資格やスキルが重視される傾向が強く、筆記試験を実施する企業は少ないようです。

出典:doda

就活をすすめていく中で、志望業界が変わって筆記試験があるということも十分にあり得るので、その可能性を踏まえて対策しておくことをおすすめします。

筆記試験突破のポイント3点

最後に、皆さんに筆記試験を突破するためのポイント3点をお伝えします。
これらを実践して、志望する企業の筆記試験に合格し、その後の選考チケットを手に入れましょう!

ポイント①忘れてしまっている“解き方”を復習しておこう

就職筆記試験は、基本的に義務教育で習った範囲で出題されます。あらためて新しい公式を覚えたり、単語を覚えたりということはありません

しかし、どの筆記試験も1つの問題に対して目標解答時間が短く設定されているので、速さと正確さが合否の鍵を握ります。

また、習った覚えはあるけど公式を完璧に覚えていないというケースも多くあるので、もう一度公式や考え方などを復習し、「解き方」に注意して勉強しておくとよいでしょう。

ポイント②全ての問題に答えなくても大丈夫

筆記試験は、全ての問題に答えて100点満点をとる必要はありません。それよりも、まずは次のステップに進めるボーダーラインの突破を目標にしましょう。

企業独自のオリジナル問題を除けば、出題範囲が明らかになっているものがほとんどなので、過去問で対策することが可能です。

「この種の問題が出たら確実に得点できる」という問題を増やして、出題されたら確実にとれるようにしておきましょう。

逆に、見たことがない問題や解けそうにない問題に時間をかけず、切り捨てる勇気も必要です。

ポイント③WEB形式のテストに慣れておこう

最近は、自宅から受験できるWEBテストを実施する企業が多くなってきました。出題範囲や難易度が大きく変わることはありませんが、WEB形式のテストに慣れておきましょう。

WEBテストの受験で重要なことは、WEBテストでのパソコン操作に慣れること、またテストの画面の見方や回答方法を事前に知っておくことです。

普段からあまりパソコンを使っていないと操作に戸惑い、思わぬ失敗につながってしまうので要注意です。

たとえば、問題の後戻りができないものなど受検形式はさまざまです。どれにも対応できるように、事前の情報収集をしておくことをおすすめします。

まとめ

ここまで、就活における筆記試験の種類や対策について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?

企業によっては、筆記試験で合格できないと次のステップにすすめません。
筆記試験をあまく見て、対策を怠り筆記試験でつまずいてしまうと、非常にもったいないです。

この記事を最後まで読んでくれたあなたは、筆記試験は対策をきちんとおこなえば突破できるのだとわかったと思います!

筆記試験は確実に合格して、後悔のない就活をしていきましょう!