【自己分析】自分史の作り方簡単5ステップ|活用方法もご紹介します

就活準備を始めて、なんとなく耳にするようになった「自分史」という言葉。

就活生
どうやって自分史を作るのかわからない

就活生
自分史を作ってみたけど、どう活用したらよいかわからない

このように、自分史の作り方に悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、自分史とはいったい何なのか、また自分史を作成する目的やメリット、さらに実際の作り方まで、1からご紹介していきたいと思います。

  • 自分史の作り方が知りたい人
  • 作成した自分史をしっかり活かしたい人

は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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自分史を作る2つの理由

そもそも自分史とは何かわかりますか?

「自分史」といわれると難しく感じるかもしれませんが、端的に言えば自分の歴史をまとめたものです。

幼少期から現在までの経験を書き出し、その出来事を深掘りしていくことで、自分の価値観や行動パターンを見つけることができます。

そもそもどうして自分史を作るのか、疑問に思うかもしれません。

自分史の作成に取り組む理由がわからなければ、「何のためにやっているのか」「別にやらなくてもよいのではないか」という感情が出てきてしまい、途中で断念してしまう可能性があります。

しかし、自分史の作成には、とても大きな意味があります。

まずは自分史が就活で役立つ理由を理解して、取り組む目的をしっかりと押さえておきましょう。

企業選びの軸を明確にする

自分史を作成する1つ目の理由は、企業選びの軸を明確にできるからです。

自分史を作成して、自分の性格や価値観を理解することによって、「自分はどのような企業が合うのか」といった企業選びの軸を明らかにできます。

企業選びの軸を見つけ出すことができれば、それらに優先順位を付け、企業選びの精度を高めることができます!

また、軸が明確になると

「どうしてこの業界を選んだのですか?」
「他社ではなくうちの企業に来たいと思った理由を教えてください」

など、志望動機に関する質問にも根拠を持って答えられるようになります。

自分のことを伝えられるようにする

自分史を作成する2つ目の理由は、自分のことを採用担当者にしっかり伝えられるからです。

時系列に沿ってエピソードを深掘りすることで、自分のこれまでの人生、また自分という人間について納得感を持って理解できるようになります。

自分の特性をよく理解したうえで受け答えができるため、面接で回答を深掘りされても、発言に説得力を持って答えられます!

自分史を作成するうえで、今の自分ではなく過去の行動や感情に目を向けることが、自分の強みを見つけるための近道です。過去の行動を書き出し、客観的に分析することで、自分のアピールポイントが見つかるでしょう。

自分史を書くと得られる3つのメリット

ここまで、自分史を作成する理由についてお話ししてきました。

自分史を作る理由を理解したことで、自分史を書く動機にもつながるはずです。

ここからは、自分史を書くことで得られるメリットを具体的にみていきましょう。

自分の人生を客観的に把握できる

メリット1つ目は、自分を客観的に見直せることです。

そもそも、自分が積み重ねてきた経験を客観的に見れないと、自分史を書くことができません。

自分のこれまでの実体験を紙に書き出すことで、自分の人生を感情と切り離し、冷静に振り返ることができます。

客観的な視点から、自分という人間を見直すことで、普段の生活では決して気付けないような新たな発見が得られるでしょう。

自分史を作ることで、自分を見つめ直す機会になるのです。

自分の大切にしている価値観が見える

メリット2つ目は、自分が本当に大切にしたい価値観に気付けることです。

たとえば、

「自分は、利他の精神が強い傾向にあるから、サービス業に向いている」
「真面目で勤勉な性格だから、公務員に向いている」

このように過去の経験や性格の特徴を掘り出して、自分の価値観と適性を推測できます。

ですが、世の中にはたくさんの業界や企業があります。その中から自分にあった企業をただやみくもに選ぼうと思っても、方向性が決まっていなければ選択しきれません。

自分のやりたいことを見つけ、自分に合った業界、職種、企業選びをするためにも、自分史をはじめとした自己分析を念入りにおこないましょう!

長所や短所が見つかる

メリットの3つ目は、自分の長所と短所を見つける手助けになることです。

「面接で伝える自己PRに自信がない」
「学生時代頑張ったことの内容が思いつかない」

このように悩む人も少なくありません。

学生時代頑張ったことや、自己PRがうまく表現できない大きな原因は、過去の経験を踏まえて説明できていないからです。

自分の経験を踏まえて説明ができないため、説得力が出ないのです。

そんなときは、自分にはどのような強みがあり、どのような弱みがあるのか。自分史を片手に、自分の過去に目を向けてみてください。

きっと見えていなかった、自分のよいところを発見することができるはずです。

自分史の作り方5ステップ

自分史を作る目的とメリットがわかったところで、いよいよ自分史の作り方を紹介します。

ここから先を読めば、あなたも自分史をゼロから作成することができます。

自己分析はノートに書くのがおすすめです。詳しくはこちらの記事をチェック

ここから先はぜひ、紙とペンを用意してお読みください!

Step1:時系列で書き出す

自分史作成のステップ1は、表を使って過去の経験を時系列で書き出すことです。

時系列ごとに振り返ると、情報を整理しやすくなるのでおすすめです。

小学校、中学校、高校、大学等の期間ごとや、卒業式や入試、体育祭や文化祭などイベント、区切りとなる期間ごとに思い出してみるのがポイントです。

このように書き出すことによって、自分の価値観どういうモチベーションで自分は行動するのか、簡単に見つけることができます。

また、年代ごとに振り返ることで、あなた自身の成長の過程を把握できるだけでなく、幼少期から大学生までの変わらない価値観や信念に気付くことができるでしょう。

たとえば、各年代で取り組んだ内容こそ違っても「なぜ頑張れたのか」と振り返ったときに、「誰よりもうまくなりたい」「できない状態だと悔しい」といった思いが共通していたら、あなたは「負けず嫌い」な性格ということに気付くことができますよね。

自分史の見本表‌今回は、勉強、部活・習い事、人間関係(家族・友達)、趣味、当時の夢、頑張ったことの6つのカテゴリーを用意しました。ここは自由度が高いため、自分史を通じて何を明らかにしたいのかを明確にし、自分なりのテーマ選定をおこないましょう。上記の図は、「自分史」のフォーマットです。作成するにあたって、まずは自分の過去について掘り下げたいテーマを決めます。

Step2:喜怒哀楽で分ける

自分史作成のステップ2は、過去の経験を喜怒哀楽で分けることです。

先ほど、あなたの経験を書き出したあとは、書き出した経験を「喜怒哀楽」ごとに分けてみましょう。

たとえば、喜怒哀楽の楽をまとめると

  • 小学校
    少年野球の仲間と一緒に、夢に向かってがむしゃらに励んでいた日々が楽しかった。
  • 中学校
    文化祭で24時間マラソン企画を実行して、時間を忘れるほど没頭していた時間が楽しかった。
  • 高校
    街中で合同文化祭の企画をして、市内外を超えた地域の交流が芽生えた瞬間が楽しかった。
  • 大学
    国際ボランティアサークルで、ラオスに渡航して、子どもたちとの運動会が楽しかった。

このように過去のエピソードを「喜怒哀楽」の感情にわかることで、自分がどういうときに喜怒哀楽を感じるのかが、一目で理解できるようになりますよ。

自分がどういうときに喜怒哀楽を感じるのかがわかれば、自分だけの価値観を見つけやすくなります。

Step3:エピソードごとに深掘りする

自分史作成のステップ3は、洗い出した出来事に対して「なぜ」問いかけることです。質問を投げかけながら、過去の出来事に対する「気付き」を増やしていきます。

たとえば、

「なぜ周りの人に感動を届けたかったのか?」
「それを実現する過程で、どのような困難に直面して、どのように解決したのか」

など出来事に対して、とにかく「なぜ」と掘り下げていきます。

このようになぜを問いかけることで、そのときの感情が見えてきます。場合によっては「本当にそう感じた?」と問いかけ、真意や動機を探っていきましょう。

自分史の背景に問題意識を持って問いかけ、各年代の特徴を比較することで、共通の価値観や、昔と大きく変わった自分の考え方に気付くことができるはずです。

Step4:結果どうなったのか

自分史作成のステップ4は、これまで挙げてきた経験を通して、どのような結果を得たのかその経験を機にどうなったのかを書いていきましょう。

たとえば、

  • 良かった経験→その出来事を通して、自分にどのような変化があったのか
  • 苦しかった経験→それをきっかけにどのような変化があったのか

このように、行動した結果起こった内容や変化を紐解いていきます。何も変化できなかった場合でも、その出来事について起こったことをできるだけ多く洗い出してみてください。

深掘りした経験やエピソードの結果をあらためて振り返ることで、そこから学んだこと、自らの強みになり得る部分を見つけ出すことができます。

Step5:第三者に見てもらう

自分史作成のステップ5は、他の人に実際に見てもらうことです。自分だけの振り返りだけでは、自分自身と向き合いきれないことや、深掘りに主観が入ってしまうことがあります。

たとえば、自分では「普通」だと思っていることでも、他人からすれば「まねできない素晴らしいこと」と思われている可能性もありますよね。

特に、親は自分のことを幼少期から知っている貴重な存在であり、ささいな変化も鮮明に覚えてくれています。

身近な家族や友人と一緒に振り返りをおこない、他人から見た自分という新たな視点から分析してみましょう。

自分史のエピソードを思い出す方法2選

いきなり昔のことを思い出そうとしても、思い出せないという方も多いと思います。

ここでは、エピソードを書き出す手が止まってしまった場合のアドバイスをご紹介します。

両親に聞いてみる

あまり昔のことを覚えていなかったり、思い出せなかったりして、自分史の作成が進まないことがあるでしょう。

そんなときは自分の親や兄弟姉妹、幼い頃からの友人などに、思い出話を聞いてみるのも一つの方法です。

自分では覚えていなくても、家族の印象に残った出来事やそのときに感じた印象を聞きだすことができるかもしれません。

小さな経験も失敗した経験も、あなた自身を創り上げている歴史の一つです。

自身と向き合いながら今までの人生を振り返り、あなただけの自分史を作成していきましょう。

卒業アルバムや成績表を見返す

エピソードを思い返す際に、記憶が曖昧な部分があった場合は、卒業アルバムを眺めてみるのもおすすめです。写真を活用することで、過去を思い出す作業がはかどるはずです。

卒業アルバムは、学生時代の思い出が集約されているため、全体像が把握しやすくなるメリットがあります。ぜひ積極的に活用してみましょう。

また、自己分析で意外に役立つのが、学生時代の成績表です。

成績表には、先生からのコメントをもらう欄があると思います。

先生からのささいな言葉ですが、客観的な視点のため、「そうか。自分はこういう評価をされていたのか」という新たな発見や、振り返りに役立つでしょう。

自分史を作成する際のポイント4つ

ここまで自分史の作り方を紹介してきました。

最後に、「自分史を作成するうえでの4つのポイント」について解説します。

以下の4つのポイントを理解して、適切な自分史を作成していきましょう。

作って満足しないようにする

ポイント1つ目は、自分史を作って満足しないことです。

自分史をまとめるだけでは、自己分析を深めることができません。

先にも述べましたが、自分史を作る目的は「自己分析を進めるため」です。これを理解せずに、ただ自分史を作成して満足してしまう人も少なくありません。

自分史を作成したら、それをもとに自分がどのような価値観を持ち、どのような考えを持っているのか言語化しましょう。

また、自分史の作成は1回だけで終わらせず、定期的に振り返るようにしてください。

時間が経ってから思い出すこともありますし、就活を通して色々な人の話や意見を聞くことで考え方や見方が変わることがあります。自分史は1度やって終わりではなく、定期的に振り返り・活用しながら就活を進めていきましょう。

事実と感情は分けて書く

ポイント2つ目は、事実と感情を分けて書くことです。

自分史は過去の経験や、そのときの感情をたくさん書き出すため、どうしても気持ちや感情が前面に出てしまいがちです。人は感情の生き物と言っても過言ではありません。

そのため、自己分析に向き合う場面では、実際の行動など「事実」に焦点を当てましょう。

「客観的な事実」と「個人的な感情」を混ぜてしてしまわないように気を付けてくださいね。

「自分はこういう性格でありたい」「こういう強みが欲しい」という感情を混ぜてしまうと、正しい志向が見えてきません。 

過去の起きた事実と感情は、しっかり切り分けて分析することが大切です。

自分史に未来のことは書かない

ポイント3つ目は、未来の話はしないことです。

自分史はあくまでも「自分の過去から現在までの経験を振り返る」ことが目的のため未来の話はここでは必要はありません。

就活を進めていくうちに、「将来はこうなりたい」「こういうことをしていきたい」と考えることも多いでしょう。そういった感情はもちろん大切です。

一方で、「将来のことをなぜそのように考えたのか」といった思考の源泉は、やはり自分の過去を遡らなければわかりません。

まずは自分史を作成して、自己の価値観や行動パターンを見つけてから未来のことを考えましょう。

客観視は必ず取り入れる

ポイント4つ目は、客観的な視点を取り入れることです。

なぜなら、自分史を作成すると、どうしても主観だけになってしまう場合があるからです。自分では〇〇という性格だと認識していても、それが思い違いなこともありますよね。

他の人に聞いてみると、自分史のなかに思い込み・勘違いが含まれていないか確認できます。

また、家族や友人に自分史を見てもらうことで、自分では忘れていたエピソードを思い出せるかもしれません。

自分史を一度作り終えたら客観的な視点を取り入れて、さらに精度を高めていきましょう。

まとめ:自分史を作成して、やりたいことを見つけよう

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

この記事では、自己分析で自分史を作る目的や、自分史の作り方、自分史を作るときのポイントについて解説しました。

自分史とは、自己分析をおこなう際に用いられる手法の一つで、必須と言ってもよい作業です。過去の経験とその背景をしっかりと深掘りし、まとめておくことで自分自身の価値観が明らかになり、企業を選びやすくなります。

自分史は、自分と向き合うのにとても効果的な方法なので、ぜひ皆さんもなるべく早いタイミングで作成してみてください。自己分析を入念におこなえるかどうかで、就活の方向性を大きく決まります。

みなさんが内定を獲得できるのを応援しています、頑張ってくださいね!

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